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2014:箱庭の中で

2012/08/08 (Wed) 19:04
小さな部屋に二匹のゆっくりと、ドアを開けたところで固まる一人の男。
頭に赤褐色のバッジが鈍く光るれいむとまりさが一人の男を見上げている。
れいむの頭からは蔓のような物が生えていて、それには小さな実が二つほど成っていた。
冷たい目で見下ろす男に、能天気な二匹はいつものようにふてぶてしい笑顔で堂々としている。

「おかえりおにいさん!!かわいいかわいいれいむたちのおちびちゃんができたよ!」
「これからはかぞくみんなでもっとたくさんゆっくりできるね!!ゆっくりしていってね!!!」

二匹とも涙が枯れ果てるまでしこたま叩かれた。




                           箱庭の中で




「あれだけ口を酸っぱくして『子供は作るな』って言ったよな。忘れたとは言わさんぞ」
「ゆぐっ・・ゆっぐ・・・・いだいぃ・・・いだいよぉ・・・」
「どぼじでごんなひどいごどずるのぉ・・・?よろごんでぐれるどおもっだのにぃ・・・」
あんよがピクリとも動かなくなるまで叩かれた後、二匹と一人はリビングのド真ん中で座り込んでいた。
まだあまりの痛さに歯を食いしばりながらプルプル震えている二匹を、男は相変わらず冷めた目で見つめている。

「喜ぶもクソもあるか、単にお前らが欲しかっただけだろうが。勝手に人に押し付けんなよ。
 第一俺は、ちゃんとバッジをとったら子供を作らせてやるって言った筈だ。そんでお前らもいい返事したろ。
 それを早速破りやがって・・・どうやら、お前らを買いかぶりすぎたようだな。裏切られた気分だ」
「ゆぅぅぅぅ・・・」
「あかちゃんはゆっくりできるのにぃ・・・」
そして、心底残念そうにため息をつく姿を見て、二匹は何も言えない。
この二匹とて、男の言葉は(辛うじて)覚えていた。ただ、すっきりーっの誘惑に勝てなかっただけなのだ。
覚えていた上で、本当にすっきりーっしてもいいものか一応悩みはしたものの
『かわいいあかちゃんみせればおにいさんもゆるしてくれるよ!』
といった例の言い訳じみた思考展開によってすっきりーっしてしまったという、出来の悪い飼いゆにはよくある話。

ただ、勿論現実はそんなに甘くなく、飼い主であるおにいさんの顔は落胆の色で染まっている。
「・・・で、約束を守れなかったら出て行ってもらうとも言った筈だけど・・・いいよな?」
「ゆゆっ!?そんなぁ!!」
「それを分かった上でやったんだから仕方ないもんな。
 それなりに勉強してたようにも見えたしちょっとは期待してたんだけど、そうか。やっぱりダメだったか」
「まってねおにいさん!ごめんなさい!まりさたちをみすてないでね!!!」
「そうだよ!!れいむたちもうのらにもどるのはいやだよ!!」
目を伏せながら退去通告を出す男に、必死に食い下がる二匹のゆっくり。

そう。このまりさとれいむは、元々野良ゆっくりの姉妹だった。
いや、正確な来歴はもう少し複雑で、野良から飼いになった後捨てられて、またこの男に拾われた、というものだ。
親が死んで餌が採れず、棲み処も無くて死にかけていたところを拾われてバッジを取る教育を受けたものの、
期待していた成果が上がらず赤ゆの内に捨てられて、道端で飼ってくれと叫んでいたところをまた拾われたのだった。

ちなみに姉妹なのに子供作るのか、という疑問が残るところだが、
元々ゆっくりにそういうものを許さない倫理感があるのかどうかはわからない。
そもそも言葉を話すだけで、本質は犬畜生にも劣る存在である。むしろ無くとも全く驚かない。
この二匹も、悪びれる様子も無ければ互いに愛し合ってる様子も無い。ただすっきりーっがしたかっただけだろう。

まあそれはともかく、二匹は再びギリギリで生きていたところを拾われた。
野良を拾った変わり者の男は大層優しく、出来る限り不自由なくまりさとれいむを育ててくれた。
この二匹もどうやら相当厳しく躾けられていたらしく、成ゆっくりになると飼いゆの条件を満たす程度にはなっていた。
しかし、どこから来て何故あそこにいたのかを二匹はあまり詳しく話したがらない。
男がそれを聞くと、いつも怯えた顔で黙り込んでしまうのだ。

それでも、経緯はさておき一先ずは互いに上手くやっていたし、
男もこれなら銀バッジくらいなら狙えるんじゃないかと淡い期待を抱き始めていた。
後は、最後に子作りの我慢さえ覚えれば試験を受ける目処がつく。そんな矢先の出来事だった。

「まあしょうがないさ、俺が馬鹿だったんだ。もういいだろ?」
男は怒鳴りもしないし嫌味の一つすらも言わない。
ただ残念そうな顔で、庭に続く窓を開けた。出ていけということだろう。
「まっでくだざい!おぢびぢゃんがいるのにでいぶたちだけじゃいきていけないでずぅ!!」
「それもちゃんと説明したよな。
 お前らだけじゃ養っていけないけど俺は一切知らないぞっていったら、理解したって言ったよな?」
「ゆ゛ゆ゛っ!!?それは・・・「覚えてなくても関係ない。出てけ」ゆ゛ぅ゛ぅ゛・・・」
この期に及んで言い訳がましいれいむを、問答無用で切り捨てる男の言葉。出てけ、と同時に網戸を開いた。

「ゆ、ゆ゛ぅ゛~、ゆ゛ぅ゛~!!」
まりさはなにか良い案が無いか頭を捻っているようだ。・・・成果は上がりそうにないが。
「おねがいじばず!おちびちゃんはでいぶたちがそだてますがら!!
 ちゃんとゆっくりしたこにそだててみせますからぁ!!」
そして飛び出るれいむの苦し紛れ。
無論良い子に育てる方法など知らない。良い子になるという根拠も無い。それこそ、只のその場凌ぎだ。

「・・・わかった。じゃあやってもらおうか」
が、男はあっさりとれいむの言葉に頷き、二匹の頭を掴んで庭に放り出した。
「ゆぎぃっ!いぢゃい!!」
「おそらをとんでるみた―――い゛っ゛!!」
乱暴に放り出された二匹は当然痛みで言葉も出ない状態なのだが、構わず男は話し続ける。
「お前らが、もしもここで頭についてるそれを立派に育てることが出来れば、もう一度家に入れてやる。
 俺は餌しかやらないし、何の口も出さない。飢え死にだけは無いだろうから、そこは安心しろ。
 最終的には、子供にお前ら程度の知識がついたらそれで許してやる。いいな?嫌なら出てけ」
それだけ告げると、返事も聞かずに窓を閉めた。ついでにカーテンも。

「ゆっ!?おにいさんまってね!!おそとはさむいよぉぉぉ!!」
「ゆぅぅぅ!!ふかふかくっしょんさんは!?とってもたのしいころころぼーるさんは!?
 なんにもないよ!!おにいさんおうちにいれてね!!おねがいだからぁぁぁぁ!!!」
外では必死に二匹が閉じられた窓に向かって叫んでいる。近所迷惑もなんのそのだ。
しかし返事は何も返ってこない。あまりの無反応に、危機感を覚えた二匹は更に声を張り上げる。
実は窓を閉めて数分もしないうちに、男はもう家を出ていたのだが・・・
結局それにすら気付かなかった二匹は、無駄に声が枯れ果てるまで誰もいない窓の向こう側へ叫び続けた。






―――――――――――――――




あいつらを置いて友人の家に向かう道中。
「・・・はぁ」
どうも足取りが重いような気がするのは気のせいじゃないだろう。
あいつらのことを考えると、いけないとわかっていてもついため息が出てしまう。

「どれだけ出来が良くても野良は野良、か。わかってたつもりだったんだけどな・・・」
・・・思えばあいつらを拾った時から、多分こうなるだろうと予想はしていた。


ちょっと昔。飼いゆっくりのちぇんを失って(死因は愛で過ぎによる、おたべなさい)から数日経った、あの日。
意気消沈しながら町を歩いていた俺に、道端で必死に叫んでいる二匹の赤ゆっくりが目に入った。

『だれきゃ!かわいしょうにゃでいびゅたちをかっちぇぐだじゃい!
 ごにょままだちょぢんじゃうんでじゅ!!・・・どぼぢぢぇこんなこちょにぃ・・・』
『まりしゃたちはばっちしゃんをとりゅためにおべんきょーちてまちた!!
 かちこいんでしゅ!!がんばりましゅがりゃゆっぐぢしゃしぇちぇくだじゃい!!!』
『かっちぇくれればばっちしゃんをとりましゅ!いっちょうけんめいがんばりましゅかりゃぁぁ!!』
何故か、その人を苛立たせるダミ声と薄汚い姿が気になった。

別に言っている事をそっくり信じたわけじゃない。
捨てられたゆっくりが自分を過大評価するのは良くあることだし、本当に賢いんならそもそも捨てられたりしない筈だ。
でも、それがわかっててもどうにも頭から離れない。

『おい』
『『ゆ・・・?』』
そして気がついたときには
『お前たちに本当にもう一度やり直す気があるんなら、家に来てみるか・・・?』
あいつらの目の前でそんな事を口にしていた。

いま思えば気の迷いだとしか言いようがない。
これは様々な要因が丁度ピッタリ働いた結果だろう。
まず、俺はゆっくりが嫌いではなかったしむしろ好きな方だった。
加えてあいつらはゲスではないようだったし、俺は心にぽっかりと穴が開いたような状態だったし。

それに・・・もし万が一、あいつらの言うことが真実なら。
本当にやり直す気があるなら、もう一度チャンスがあってもいいんじゃないか?
不覚(?)にも、そんな事を考えてしまったのが最大の原因だろう。

真相は未だにわからないが、とにかく俺はあいつらと一緒に住むことになった。
飼いゆっくりの証として銅バッジをつけてやり、友人に相談してバッジ試験用の勉強道具をもらい、
あいつらが言うままにゆっくりできる環境を作ってやり、その代わりに厳しい条件を課した。

『最低でも銀バッジは取ってもらう。
 まず俺がお前たちに課題を出していくから、それをクリアしていけ。
 全部終わらせて、銀バッジ試験に通ったら正式に飼いゆっくりにしてやる。
 それからどれだけ我侭言っても、ゲスになっても、一生面倒見てやる。
 ただ、一つでも課題をこなせなかったら即刻出て行ってもらう。あとの事は一切知らん』
『『ゆっくちりきゃいちたよ!!!』』

まあ、おそらく無理だろうという予想はしていた。
が、勘違いはしないで欲しい。成功を心から願っていたのは本当だ。
でもあいつらは出来が悪いという理由で一度捨てられた野良だ。全幅の信頼がおけるわけもない。

だからいざという時は、一生庭に出してでも面倒見てやろうと決めた。
理由はどうあれ一度拾ってしまったのだ。そのままあっさりと捨てるような無責任な真似は、俺にはできない。
しかしだからと言って、あいつらをダメゆっくりのままぬくぬく過ごさせてやる気もない。
一度許せば調子に乗るし、そもそも俺には成り行きで拾っただけのあいつらに対する愛着など無いからだ。
だからできるだけ譲歩した結果、適当な理由をつけて外で飼ってやることにしたのだ。

勿論飼うといってもこっちがする事といえば最低限の餌をやるくらいだ。
調子付いて騒ぎ出さないように、餌は不足気味に。さりとて死なないように調節する。
少々気は使うが、その代わりそれ以外はほったらかしだ。雨が降れば軒下にでも入ってもらえばいい。
過酷な生活になると思う。常にわずかな空腹を抱え、
夏は太陽が照りつけ、冬は風が身に凍みる状況で生きなければならない。

が、それでも野良よりはマシだろう。
人様の敷地には捕食主の類は来ないし、満足できなくても餓死することはない。
繁殖できるほどの余裕は与えないので子供はできないが、あいつらだけは死ぬまで面倒見てやろう。

勿論、そうならずに無事に試験を突破してくれれば言うことはない。
俺の予想とは裏腹にとんとん拍子に課題をこなし、残るは子作りの我慢だけ。
これならもしかしたら―――そんな事を思った矢先にこれだ。

かくして、俺の予想は見事に的中した。
元よりわかっていたことだ、あいつらを責めはするまい。
そう思って淡々と予定通りに事を進めたが、残念な気持ちがつい態度や言葉に出てしまった。
しかし、どれだけ考えても結果は覆らない。何度見たってれいむの頭には蔓が生えたままだ。
だから結局、適当な理由をつけて二匹を庭に放り出し言うべきことを告げ、決別を示すかのようにカーテンを閉めた。

・・・もし本当にあいつらが、立派に子供を育て上げることができたらどうするのかって?
それこそまさか、だ。子作り一つ我慢できない馬鹿に立派な子育てができるとでも?
俺は思わない。立派なゲスになって『やっぱり無理だったね、ハイおしまい』が関の山だろう。
俺がこれからすべきことはあいつらに加減して餌をやることだけ。ありえない“もしも”を考えることじゃない。

まあいい、これも飼い主の責任だ。偽善だと言うなら言えばいいさ、紛れもなくこれは俺の我侭なんだから。
叫ぶあいつらの声を無視してそんな事をぼんやり考えていると、突然携帯に友人からの着信が。
『よう!元気?俺はバリバリ・・・どうした?
 え?あー、やっぱダメだったのあいつら。やっぱりなー。だから言っただろ、素人にゃ無理だって!!
 まあいいや、そういうことなら丁度いい話があってさあ。・・・うちの子ゆっくりもらってくんねー?
 お仕事で依頼されてた奴がキャンセルになってさ、どうしたもんか困ってたんだよな。
 なに、安心しろって。赤ゆっくりのころからちゃんと調教してあって既に銀バッジ取得済みだから!
 金バッジすら狙える程優秀な奴を、特別に現在進行形でブロークンハートなお前に無料でプレゼントしてやるよ!
 言っちゃなんだけど、かなりお前好みだって自信あるんだ!楽しみにしてウチ来いよ、そんじゃアディオス!!』

とりあえず出ると、ほとんど一方的に言いたいことだけ言われて切られた。
普段からついていけないハイテンションに思わず『空気読め』と言いたくなるのをグッと堪える。
なにせゆっくりブリーダーとしては腕が良く、あいつらの相談にも乗ってもらった頼りになる奴だし、
空気読めない割には意外と気配りができる。多分今回の話も俺が沈んでるから、というのもあるのだろう。
その気遣いを無駄にするのもアレだし、何よりも今はあまり家に居たくないのでむこうに行くことにした。


「仕方ないんけど・・・ちくしょう・・・あ、もう着いたのか」
そして、これまでのことを色々思い返している内に、目的地のマンションに着く。
「第一、新しいゆっくりっていっても別にあいつらを捨てたわけじゃないし、なんだかな・・・」
気分が乗らないまま、ブツブツ呟きながらインターホンを押し……た直後にいきなりドアが開いた。

「おーっす!びっくりしたか?そろそろ来ると思って待機してたんだよーん!!
 なんだよすっかり沈んじまってー。まあいいや、早速本題に入るな。
 どんな不機嫌面もあら不思議!!この子を見れば簡単に満面の笑顔になること間違いなし!ってね。ほれ、挨拶」
それと同時に始まるいつものマシンガントーク。うるせえ。っていうかドアに顔ぶつかりかけたぞ、オイ。

これならあいつらの方がまだ大人しかったなあ。そんな事を思ってしんみりしていると―――
「おにいしゃん、ゆっくりしていってねー!!
 ・・・どうしたの?そんなかおしちゃいやだよー!
 ! そうなんだね!ちぇんがこれからいっしょにゆっくりするのはおにいしゃんなんだね!!
 わかったよー!これからがんばっておにいしゃんといっしょにゆっくりするんだねー!わかるよー!!!」

直後。あいつらの顔は、俺の頭からすっかり消え去っていた。









―――――――――――――――




お兄さんに閉め出されてからというもの、れいむとまりさはまったくゆっくりできていなかった。
つい数日前にはあった、自分たちのゆっくりが全てなくなったのだ。当然だろう。

二匹にとって久しぶりになる外での暮らしは、想像以上に辛かった。
桜が咲き始めたとはいえ、まだまだ寒いこの季節。冷たい夜の風がれいむ達の身に凍みる。
それでも我慢するしかない。あの風も寒さも届かない、暖かなおうちはもう無いのだ。
いや、目の前にあるのだが透明で無機質な壁が完全に中と外の世界を分けていた。れいむたちにはどうしようもない。

そして、ごはんが足りない。
一日に二回、朝と夜。お兄さんがごはんの入ったお皿を持ってきてくれる。
でも、不味い。今まで食べてた物とは段違いに不味い。味気無いしパサパサしてる。
今まで食べてた物とは天地の差である上に量も足りない。結果的にはこれまでの半分程度しか満足できなかった。
これはなにかの間違いじゃないのか?こんな酷いことをしないで自分たちをおうちの中に入れてほしい。
そんな事を必死で訴えたがお兄さんは何も言わず、れいむたちを見ようともせずにごはんだけ置いて去っていく。
仕方が無いので『む~しゃむ~しゃ、いまいち~…』などと言いながら、もそもそとごはんを食んだ。

お外はゆっくりできなくて、ごはんも不味い上に量が足りない。
だからと言って特にすることも無いので、日がな一日中身を寄せ合ってれいむの頭にいるおちびちゃんを見つめる毎日。
とても辛い。それこそ何時ものお決まりの挨拶さえできないくらいに。でも、それよりも納得できないのは…

『おにいしゃんおにいしゃん!きょうはおしごとだいじょーぶなの?
 ちぇんとあそんでくれるのはうれしいけど、おにいしゃんのめーわくになるのはこまるよー』
つい最近まで自分たちがいた場所に、あのような知らないゆっくりがいることだ。
『きょうは休みだから大丈夫だよ。それにお前はそんな事気にする必要はないんだぞ。
 でも、そんな事にまで気が付くなんて、ちぇんは賢くて優しいんだなあ』
しかもお兄さんはれいむたちが未だかつて見たことがない満面の笑顔を浮かべている。
ガラス越しに聞こえる声も優しげなもので、どこからどう見たって今までで一番ゆっくりしているようだった。

『そんなにほめられるとてれちゃうよー。
 おにいしゃんだって、すむところがないかわいそうなこをおせわしてるんだからすごいよー!
 おにいしゃんはだれにでもやさしい、とってもゆっくりしたひとだね!ちぇんにはわかるよー!!』
ふざけるな。デタラメだ!何もかも、全部デタラメだ!
まりさたちは住むところが無いんじゃない!お前が奪い取ったんだ!!
れいむたちは可哀相なんかじゃない!いつかおちびちゃんと一緒にお前がいるところに戻るんだ!!
お兄さんの嘘つき!れいむたちはいま全然ゆっくりしてないよ!なんでそんな嘘つくの!?
本当に優しいならさっさとあんなちぇん追い出してよ!れいむたちをおうちに入れてゆっくりさせてよ!!

できるならば思いっきりそう叫んでやりたかったのだが、それもできない。
一度あのちぇんが来たときに追い出せ、ふざけるな、と力の限り騒いだのだが、
お兄さんの『出て行くか?』の一言で、黙らざるを得なくなった。
もうれいむもまりさも、『いざとなれば許してくれる』などと言う甘い考えは持たない。
その結果こんなことになっているのだし、なによりもお兄さんの目が本気だったから。

『にゃ~ん♪きょうはどんなごはんかな~?
 おにいしゃんのごはんはなんでもおいしいからちぇんとってもしあわせーっだよー!』
『そうだな~…よし、今日は○○堂の塩小豆ロールだ。とっても甘くておいしいぞ!!』
だからなんにもできずにこうやって、思う存分二人がゆっくりしている様を見せ付けられてる。

今まで自分たちが見たことも無い、美味しそうな物を食べて、
暗くなって、お兄さんがかえって来てからは思う存分一緒に遊んでて、
いつも抱っこしてもらって、寝る時だって一緒のお部屋らしい。
自分たちの時は、そこまで色々してもらってなかったのに。
あまりにも羨まし過ぎて、ガラスに顔をへばりつかせてジッと見たこともあった。
即座に庭に放り投げられて、シャッターまで閉められて、声すらも聞こえなくなった。余計に寂しくなった。

その理不尽なまでの待遇の差に、一時は絶望さえした。
が、それでも一つだけ、あいつに無いものを持っていることに気付く。

それは…
『ねえ。まりさ、れいむ。そんなところにいないでいっしょにおはなししようよー』
「「・・・・・・」」
『ちぇんはね、ちぇんっていうんだよ。よろしくねー!
 ちぇんはまだこのおうちにきたばっかりだからおともだちがいないの。おともだちになってよ!』

聞いての通り、ゆっくりの友達、仲間だ。
いくらゆっくりした暮らしができても、所詮ちぇんは一人だけ。
暗くなってお兄さんが帰ってきたならともかく、おひさまさんがいる内はあのちぇんは一人ぼっちだ。
『あっ、そうか!がらすさんのせいできこえないんだね!わかったよー!
 もっとおおきなこえではなすよ!ねえれいむ!まりさ!ちぇんといっしょにゆっくりしていってね!!!』
そして自分たちは二人。いくらちぇんが羨ましくとも、お外がゆっくりできなくとも、独りよりは寂しくないのだ。

「…ねえれいむ。ひとりでなにかいってるへんなちぇんがいるよ!」
「そうだねまりさ!!きっとひとりぼっちであたまがおかしくなっちゃったんだよ!!」
『に゛ゃっ!!?』
だからこそ、この点においては間違いなく、自分たちがゆっくりしてると思えた。

『ち、ちぇんはたしかにひとりぼっちだけど、だかられいむたちに・・・』
「まだなにかいってるよ!おぉきもいきもい!れいむ、あんなのにちかよっちゃだめだからね!!」
「わかってるよまりさ!そんなことよりおちびちゃんだよ!ゆっゆ~ん♪たのしみだね!
 まあひとりぼっちのあたまがおかしいちぇんなんかにはこのたのしみはわからないだろうね!!」
『ち、ちぇんはおかしくなんかないよ!おにいしゃんはとってもゆっくりしてるっていってくれたもん!
 どうしてそんなこというの?ちぇんはただ、なかよくしたいだけなのにぃ…わからないよー……』
「わからないよー、だって!ぜんぜんかわいくないのに、おにいさんにきにいられようとしてひっしだね!
 そんなしゃべりかたなんてかわいくもなんともないのにね!なきがおもきもちわるいよ!!!」
「よわむしちぇんがひとりでないてるよ!こんなゆっくりにつきあってられないね!!
 まりさたちはいっしょにごはんまでゆっくりしようね!!」
「「ゆっゆっゆっゆっゆ!!!」」

そして、あのちぇんが泣く姿を見ると何故かとってもゆっくりできた。
ざまあみろ。れいむやまりさを差し置いて調子に乗った罰だ!
そんな思いで胸を一杯にしながら、めそめそと泣くちぇんを笑い飛ばす。

夜に溜まった妬みやストレスを、昼に吐き出す。
たとえそれがどれだけ醜い行為であろうと構わない。
こうやって笑っている間だけは、自分たちは間違いなくゆっくりできていたのだから。








―――――――――――――――




『いいか、ちぇん。むこうにはむこうのせいかつがあるんだ。
 だからあんまりじゃましちゃだめなんだぞ。ほっといてあげなさい』
『そうだったんだね!わかったよ~、らんしゃま!!』
「「ゆぎぎぎぎぎ・・・」」

ちぇんが男の家に来てから約半月。新しい住人として、ゆっくりらんが加わった。
寝言で『ひとりぼっちはさみしいよー…』と、呟いていたのを聞いて不憫に思った男が買って来たのだ。
決して安くはない買い物だったが、ここでも友人が少しでも安く買えるように手を尽くしてくれたのだそうな。

『おー、そっかそっか。じゃあなんとかして探してみるわ。予算どんくらい?
 え?いいよ別に。気にすんなって!元々飼えって言ったの俺だし、親友の頼みだかんな!任せとけって!!』
非常に友人想いの彼に、男がしばらくは足を向けて寝るまいと心に決めたのは言うまでもないだろう。

とにもかくにも、やって来たらんは元から金バッジ持ちで、非常に優秀だった。
ちぇんの良きパートナーとなり、時には金バッジ取得のための教師となり、
男に対しても良く気が利き、そしてちぇんを過保護なまでに愛した。

そんならんが、愛するちぇんをいじめる二匹に気付かぬわけがない。

最初はちぇんに直接聞いてみたが、どうにも口を閉ざして何も言わない。
ちぇんは、自分が何か言う事であの二匹が男に怒られるのではないかと思っていたのだ。

が、らんからすればあの二匹のことなどどうでもいい。
頑なに口を開かないちぇんを見て、これじゃ埒が明かないと思い男に相談してみると、
『そうか……。まあ、あんなの相手にするな。それよりもちぇんにかまってあげてくれ』
との助言が出た。らんとしても異論は無く、適当な理由をでっち上げてちぇんにも言い聞かせて今に至る。

これに対して、モロに痛い目を見たのはれいむとまりさだ。
ちぇんをいじめていたということがバレて、その翌日の一日、食事の量を極端に減らされた。
「おにーざん!!まっでね!これっぽっちのごはんじゃでいぶたちたりないよぉぉぉ!!!」
「たくざんたべないとあがぢゃんそだたないよ!もっとごはんちょうだいね!!」

あまりの仕打ちに、当然抗議はした。しかしいくら言っても一向に男が答えてくれる事はない。
それどころかあまりにうるさく言い過ぎてごはんそのものを取り上げられかけた。
対して二匹は一転して泣いて謝って、なんとかごはん抜きだけは避けたのだが。
まあ、十割自業自得なので同情の余地は無い。

そして、減ったごはんと同じくらいに辛いもの。それは新しく来た、らんそのものだった。
もうちぇんをいじめようなどとは思わないものの、それでも家の中が恋しくて度々窓から覗き込む二匹。

しかし、二匹にはそれすらも許されない。
『ちぇんにちかよるな、このクズども』
らんが四六時中、目を光らせているのだ。

部屋を羨ましげに覗いていると、そう時間が経たない内にらんがすごい眼力を持って睨んでくる。
ちぇんに悲しい思いをさせたれいむとまりさを、らんは絶対に許そうとはしないだろう。
「ち、ちがうよ!ちぇんをみてるんじゃなくて、おうちをみてるんだよ!!」
「まってね!もうちぇんをいじめようだなんておもってないよ!」
『うるさい!おまえらみたいなやつのいうことをしんじるとおもうのか?きえうせろ!!』
「「ゆ、ゆわあぁぁぁぁぁぁ!!!」」

有無を言わさぬ、らんの責める様な口調に怯え、言い返せず庭の隅で震える二匹。
が、らんの最も恐ろしいところはそこではなかった。
『ふん。のらどうぜんのみにくいゆっくりのぶんざいで、なまいきな・・・』
らんのこちらを見る目が、とてつもなく冷たくて恐ろしいのだ。

れいむとまりさは、その目に見覚えがある。
忘れもしない、自分たちが少しの間、野良ゆっくりだった時に散々浴びせられた人間や飼いゆっくりからの視線。
自分たちの何もかもを認めず、蔑むような目が二匹は大嫌いで、それこそとても耐えられるような物ではなかった。

勿論、自分たちは今でも一応野良ではなく飼いゆっくりだ。
しかしそれを盾に、声高々と言い返す気は出ない。
たとえそれが事実でも、窓のむこうでピカピカに輝いている金や銀の光と、
自分たちが着けているボロボロでくすんだ赤褐色では話にならないから。

よって、それを踏まえたうえで主張したところで余計惨めになるだけだった。
こっちを見るらんの目だって、自分たちの体や飾りやバッジに向くたびに嘲るようなものになっている。
もうまりさもれいむも、それから逃れるにはらんの目が届かないところでジッとしているしかなかった。

そんな二匹にできることは、ただ庭の影から家の中を覗き込むことだけ。
しかし遠くからでは、あのちぇんたちが仲良くゆっくりしている様子を羨ましげに見ることすら満足にできなかった。

こうして、れいむたちがちぇんに勝てるものは只の一つも無くなった。
唯一望みがあるとすれば、頭に生えているおちびちゃんだけか。
あいつらはきっとおにいさんの言いつけですっきりーっはできないはずだ。
そんな事をすれば自分たちと同じようになってしまうだろうから。

「おちびちゃん。ゆっくりしないでうまれてね!はやくうまれてまりさたちを・・・」
「もうこんなみじめなせいかつはやだよ・・・かしこいおちびちゃんがうまれてれいむをゆっくりさせてね!!」
だからこそ、二匹は必死になって我が子の誕生を願う。
おちびちゃんさえ生まれれば、あの二匹にはないゆっくりが手に入る。
賢いおちびちゃんが生まれれば、きっとおにいさんは許してくれる。そう約束したんだから。

そんな儚い希望に縋りながら、れいむとまりさはひたすら辛い毎日を耐え忍んだ。









―――――――――――――――





「お、おちびちゃん・・・?れいむのおちびちゃん・・・」
「なんだかゆっくりしてないよ・・・?ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!!」

数日後、ようやく念願のおちびちゃんが生まれた。

「ゆっゆっゆっち!ゆちっち!!ちーっちーっちーーー!!!」チョロチョロチョロ
「げっ!ゆげっ!!ゆげっげ!!げっぴー!!!」

そう。どれだけおかしいゆっくりであっても紛れもなく自分たちの子供。
目の前に存在する事実から逃げることができないまりさとれいむは、ただただ茫然自失としていた。

餡子が繋がったもの同士の交配がいけなかったのか。
それとも栄養不足な上に、親が全くゆっくりせずに誕生を促したのがいけなかったのか。
ともかく、生まれた二匹の赤ゆっくりは双方共に『足りない』ゆっくりだった。

髪の毛が少なく、飾りも小さくて、どこからどう見てもゆっくりできないその姿。
挨拶はおろか、まともに話すこともできずこちらの言うこともわかっていない知能。
おまけにしーしーやうんうんまで垂れ流す始末。これをおかしいと言わずに何をおかしいというのか。
『ねえ、らんしゃま。あのこたちなんだか・・・』
『きにしちゃだめだぞ、ちぇん。いいからむこうにいってなさい。…あんまりみちゃいけないというのに!』
部屋にいる二匹もできるだけこっちを見ないようにしている。
当たり前だ。自分たちだって、できることなら嘘だと思って目の前のものから目を背けたい。

「ゆちっちーっ!ちっちっち!ちきゅっにっだきゅっ……ぴゅぎー!」
「ゆぎっ!えっえっえ゛っ゛…ゆっぎじーっ!!!」
「どぼじで・・・どぼじでごんな・・・」
いくら嘆いても、誰も答えてはくれない。
そして、今からしなければならないことも変わらない。
「ゆぴっ!ぴげげげげげ!!ちゅっじちー!!」
自分たちはこれから、このゆっくりできないおちびちゃんを立派に育て上げねばならないのだ。

もちろん、れいむもまりさもできればそんなの御免したい。
さっさと潰すなり捨てるなりしてなかったことにしたいくらいだ。
でも、ここでこの子達を捨ててしまえば本当におにいさんは自分たちを捨ててしまうかもしれない。
それに、自分の子供を見捨てたとなれば他のゆっくりからも非難を受けるだろう。
そう思うと、いくらゆっくりできなくてもこの子達を捨てるわけにはいかなかった。
実際のところ、(一応)飼い主の男はもうれいむたちの事などどうでもよかったのだが…

まあ気付かぬうちが花、ということだろう。
二匹はまた、我が子が成長すればまともなゆっくりになってくれるという儚い希望に縋るしかなかった。









―――――――――――――――




「げちっきゅ!おにゃっちぢゅぢゃ…」
「ぢゃぢ!あにゃまにょじぇっぴぃ!!」
「なんなの・・・?もういいよ・・・」

足りないおちびちゃんが生まれてから五日。
れいむたちは相変わらず。いや、以前よりも辛い日々を過ごしていた。
おにいさんから貰えるごはんはほんの少しだけ増えたものの、依然として満足できる量からは程遠い。
おちびちゃんたちは、おしゃべりもできなくてこっちの言うことはきかない癖に食べる物は食べる。

最初の方はなんとかして色々教えようと躍起になったが、全く成果が出ない。
「おちびちゃん・・・おとなしくしててね。おかあさんたちおなかがすいて・・・」
「ゆぎっ?ちゅいぢゃー!!ゆぢっげっぷぴ!ぴー!!ぴぃーーーーっ!!!」
「うぅ・・・」
それどころか、まともな遣り取りすらできないので早々に諦めた。
今ではごはんだけは分けてそれ以外はほったらかしという、親とは思えない無責任さだ。

そして、窓の向こうは…
『らんしゃま!はやくおちびちゃんがうまれるといいね!たのしみだよー!」
『そうだなぁ。すっきりをゆるしてくれたおにいさんにもかんしゃしないとな!』
いつもと様子が違うが、変わらずゆっくりしているちぇんとらんの姿が。
よく見なくとも部屋の中にいるちぇんは、まむまむの辺りが膨れ、帽子についてるバッジが金色に輝いていた。

言わずもがな金バッジの試験に合格して、おにいさんから子作りの許可が出たのだ。
実はれいむたちのおちびちゃんが生まれる前には既に試験を受けていて、生まれた翌日に合格の通知が。
そしてその二日後にはバッジの登録が終わり、晴れてちぇんは金バッジゆっくりに。
次の日の朝に男から子作りの許可が出て、夜には見事にんっしんっの運びとなった。しかも胎生。

「れいむはつるさんがはえてきたのに・・・なんでおなかでにんっしんっできるのぉ・・・?」
「まりさたちはあんなにおこられたのにぃ・・・あんなにゆっくりしてるなんてずるいよ!」
流れるように理想的なにんっしんっをした二匹に、嫉妬心を隠せないれいむとまりさ。
「ゆげっ!あぎゅきちぃにぇ!!きゅぎぃ!!!」
「「・・・・・・」」
しかし、いくら憤ろうとも現実は変わらない。
むこうはゆっくりした者にしかできないという胎生にんっしんっ。しかも金バッジ。
こっちは我慢できずにすっきりーっして、追い出された結果が足りない子供。
どこかに向かって甲高い声で意味不明な事を喚く我が子を見ながら、れいむたちはうんざりしていた。





『おきゃーしゃん、おとーしゃん!きょうもちぇんといっしょにゆっくりしようね!!』
『もう、おちびちゃんやっとおきたの?おねぼうさんだね。おにいさんはもうおしごとにいっちゃったよ!』
『まあまあ。こどもはたくさんねて、たくさんあそぶのがおしごとなんだ。
 おにいさんだってそういってくれてるし、べつにいまはいいじゃないか。
 それにしてもこのようすじゃ、きっとちぇんはきょういくままになるなあ』
『それはちがうよ!ちぇんはべつにきびしくするつもりもないし、しんぱいもしてないよー!
 だってちぇんとだいすきならんしゃまのおちびちゃんだもの!かしこいことぐらいわかってるよー!』
『ちぇん、そんなにわたしのことを・・・ちぇぇぇぇぇぇん!!!!』
『らぁんしゃまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ふたりめがほしいよぉぉぉぉ!!』
『ちぇんがいてもあつあつなんだねー。わきゃるよー』

「「・・・・・・」」
窓の向こうへの視線が嫉妬から羨望に変わってから、もうどれくらい経っただろう。
薄いガラスを一枚隔てただけなのにまったく別世界の出来事のように思えて仕方ない。
あの二匹の片割れがにんっしんっして、すぐ生まれたおちびちゃんは、予想通りとってもゆっくりしていた。
おめめはパッチリ、お肌はツヤツヤでもちもちふっくら、お飾りだって綻び一つ無い。
生まれたその日から赤ちゃん言葉なんてほとんど使わないし、あの二匹の言葉もちゃんと理解できる賢い子。
「ゆぴぴー!!ちゅげっかんにゃききゅ!!おにゆけぎぇ!!!」
れいむとまりさの半分くらいにまで大きくなっても全く変わらない、我が子とは大違いだ。

あの二匹の間に生まれたのはちぇんが一匹だけだったけど…それでも天と地ほどの差がある。
生ごみ二つと、とびっきりのあまあま一つなら誰だって後者を選ぶだろう。
できれば、もう声も聞きたくない。好きに叫んでくれ、れいむたちは諦めたよ。

今日もそんな事を考えて、一日をうんざりしながら過ごすのだろう。
最近になると『もうそれでも仕方ないか』と、諦めることもできるようになっていたのだが…
「ゆきっ!!おにぇげかに!しょらにょきぢぇっ!!!」
「にぇみぢゃっち!あみゃにべちぃ!!こぢぇっ!こじゃにこぢぇっ!!」
『ゆっ!?な、なんなの、このゆっくり…?なんだかゆっくりできにゃいよー…』
それすらも許されないのだろうか……

「な、なにしてるのおちびちゃん!!そっちにいっちゃだめだって・・・」
「ぢゅげに!!おみゃちゃいぢぎゃっぎゃーぢぇっ!!!」
「なにいってるかしらないけどもうやめてよ!!でないと・・・」
「ぴぴゃっぼっぴー!!ぴゃっぴゃー!!」
れいむとまりさが引き止める声も全く聞かずに、おちびちゃんたちは窓に張り付いてひたすら何かを叫んでいる。
言っている事は解らないが、なにやら鬼気迫る勢いに部屋の向こうのゆっくりしたおちびちゃんは怖がっている。
当たり前だ。親である自分たちだって見てて怖いのだから、生まれてすぐのおちびちゃんなら尚更だろう。


れいむたちの誤算は、自分の子供の成長を見誤ったことである。
確かにこの足りない二匹は、言葉を話せなければ通じもしない。
しーしーやうんうんを垂れ流すし、そもそもゆっくりの常識自体が通じない始末だった。
が、しかし。だからと言って、自我が無いというわけではなかったのだ。

まだ完全に狂っていればそれが救いになっただろうに。不幸にも、神はそれを許さなかった。
言葉は話せないし、わからない。怒られようとも嘆かれようとも、何の事かわからないので気にもしない。
そんな二匹でも、ゆっくりはゆっくり。“ゆっくり”する事まで忘れたわけではなかった。

しかし生まれてこの方、二匹はゆっくりというものをほとんど知らなかった。
親には早々に見放され、毎日餌だけを食べて、誰かが窓の向こう側でゆっくりしているところを見続ける。
そんな二匹の中に最初に生まれた感情は、当然というべきか…やはり嫉妬だった。
と言うよりきっと今までも、そしてこれからも嫉妬しかないだろう。

自分はこんなにゆっくりしてないのに、なんであいつだけ。
嫉妬心を抱く物なら誰だってそう思う事だろう。
ただ、この二匹はそれを他の方法で紛らわす術を知らない。
楽しくお喋りができない。親は笑顔すら向けてくれない。何もする事がない。自分たちには何もない。
嫉妬心はやがて憎しみに変わり、その全てが窓の向こうへと注がれる。
『向こう側へ、今自分が居る場所から行けるようになったら、あいつらを殺してやろう』
それだけが目標になり、体が大きくなるのをひたすら待つ。二匹を見ない親は当然その事に全く気付かない。

そして、時は来た。
体“だけ”は大きくなり、庭から窓の前に跳ね移れるようになった今日。二匹は己の憎しみを思いっきりぶつけた。
傍でなにやら騒ぐ声がするが知ったことじゃない。ガラスを隔てた所では小さいやつが怯えている。ざまあみろ。
そんな事すら考えもせずに、ひたすらガラスを割らんと体当たりを繰り返し、憎しみを込めた叫びを上げ続ける。
二匹にとっては、今日が一番ゆっくりできる日に違いなかった。それが誰にも理解されずとも…


一方、そんな二匹の親たちはたまったものじゃない。
いくら関係を持ちたくなくても、子供は子供。何かあったときにはこっちにも責任が来る。
まりさとれいむはまだ、ちぇんをいじめていたことがバレた、あの日の事を忘れていない。
もし賢い子に育てると約束したはずのおちびちゃんたちが、あのおちびちゃんをいじめたとわかれば・・・
想像したくもない。少なくとも、合わせ技でますます酷い目に遭う事ぐらいしかまりさとれいむにはわからなかった。

「「じゅぎ!ぃじゅにぎっ!!ぎゅぺぃに゛ー!!!」」
そして、いくら心配しようとも足りない我が子はやめようとしない。それどころか勢いは増すばかりだ。
『ゆっ・・・ゆっ・・・ゆわぁぁぁん!こわいよぉぉぉ!たすけておとーしゃぁぁぁん!!』
『なんだこいつ!うちのおちびちゃんに・・・』
あまりの騒ぎように、とうとうらんまで出てきた。こうなってしまえばもう穏便には済まない。

「やべで・・・もうばでぃざたちぜいたくいわないから・・・このままでいいからぁ・・・」
「でいぶもうごはんがないのはやだ・・・のらにもどるのもやだ・・・」
家に戻れなくてもいいから、せめてこのままで。そんなささやかな願いすら崩れようとしている。
原因は誰だ? 見れば解る。他でもない、自分たちの子だ。

「ぃげっ!ぃげっ!!ぃげっ!!!」
「ぢゅぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!」
そもそもこいつらさえ居なければ。こんなやつらさえ産まなければ。
子供なんてできなければ、こんなことにはなってなかったのに・・・

れいむとまりさの中にあったどす黒い物が、突如どんどん大きくなっていく。
元々は誰が悪いかなど、もう考えもしない。ただ焦りと憎しみだけが膨らんでゆく。
そして、まりさたちの中の何かが膨らみきった直後。
『も、も・・・もうやだよー!たすけてよー、おにいしゃーん!!!』
ちぇんの叫びと共に、弾けた。
「「えげげげげげげげげげ『『ゆっくりしねぇ!!』』げぎっ!!!・・・・・・」」

『・・・・・・』
『・・・・・・』
部屋の中に静寂が訪れる。
ちぇんたちの目の前に広がるのは、窓にへばりつくゆっくりの中身と、
さっきまで窓にぶつかっていたゆっくり“だったもの”。
そして、その上に得意げに乗っかって笑っているれいむとまりさだった。
「ゆっ!ゆっ!ゆっ!しね!!おやをゆっくりさせないくそがきはしね!!」
「おまえらなんかいらないよ!!よくもきもちわるいままうまれてきたね!!」
「「これでれいむ(まりさ)はおもうぞんぶんゆっくり『ゆぁぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!』ゆっ!!?」」

そして、静寂を破ったのはおちびちゃんのこの世の物とは思えない絶叫。
外にいるれいむとまりさも、あまりのすさまじさに思わず笑いを止める。
『し・・・しんじゃったよぉ!!ゆっくりが・・・れいむとまりさがころされたよぉ!!?
 なんで!?ゆっくりごろしが・・・わからない!!わからないよぉぉぉぉぉぉ!!!』
「ゆゆっ!?ち、ちがうよ!れいむはただ、できそこないにせいっさいっを・・・」
『おちびちゃん、おちつきなさい!!・・・なんてことをするんだおまえたち・・・!!』
「ま、まりさたちはゆっくりしたかっただけだよ!!あいつらがいたら・・・」
『それでもおちびちゃんをうんだんだからだいじにそだてるげきでしょ!?わかれよー!!!』
「ゆっ!!?ゆ、ゆ、ゆ・・・ゆあぁぁぁぁぁ!!!」
そして、一息おいてようやく自分たちがした事の重大さに気づいた。
赤ちぇんをなだめながらこちらを責める二匹に、必死になって言い訳をするまりさとれいむ。


「だって・・・だって・・・あのままじゃまりさたちゆっくりできなかったんだよぉぉぉ!!」
「ただいまー。なんだ、随分騒がしいな。・・・なんだ、これ」
「ゆっ!!?・・・お、お、おにい、さん・・・?」
だがもう遅い。

この時点で、れいむとまりさの行く先は決まってしまった。









―――――――――――――――




『おーい、ばんごはんできたぞー!』
『きょうもおいしいごはんをありがとう、おにーしゃん!』
『よくいえたな。かしこいぞ!
 おにいさんも、ほんとうにいつもいつもありがとうございます!』
『きょうはなんだろう?きっとおいしいにちがいないね!わかるよー。
 ・・・じゃあ、せーの!!』
『『『『いただきます!!!』』』』

「・・・・・・・・・どぼじで」
「・・・・・・・・・ゆっくり・・・ゆっくりしたい・・・」
頭上から響く楽しそうな声を聞いて、涙も枯れ果てた目を強く瞑るまりさとれいむ。

足りない我が子を潰したのが見つかってから数日後、まりさたちは狭い箱にぶち込まれた。
全く身動きが取れないほどに狭い、透明な箱に入れられた後は箱ごと軒下に入れられる。
空が拝めるのは一日に二度、餌の時間だけ。
しかも餌だって皿には盛られずに、直接箱の中に流し入れられたのを必死になって舌で絡め取らなければならない。
理由は簡単。餌皿が入るほどのスペースが箱には無いからだ。
こうして二匹は日の光も届かないところで、ロクに身動きも取れないまま暮らすことになってしまった。

あの日から、赤ちぇんはまりさとれいむの姿を見るたびに倒れるようになってしまった。
トラウマになるのも当然だろう。なにせ目の前で同族がプレスされて死ぬ様を見てしまったのだから。
それに、らんとちぇんもゆっくり、しかも自分の子を殺した二匹を嫌がるようになってしまった。
こうなった以上、もう万が一にも姿が見えるところにいてもらっては困る。
よって絶対に見えないところに、しかも出てこれないようにこういった措置を取らざるをえなくなってしまったのだ。

男も、もうれいむとまりさには全く興味が無いようだった。
ただ決まった時間に箱を引きずり出して、少量の餌をぶちまけて、足で箱を押し戻して去ってゆく。
そんな一連の作業に、欠片でも愛情など感じられるわけが無かった。

こうなってからというもの、まりさたちは日がな一日考えていた。
どこで間違ったのか。何故こうなったのか。どうすればよかったのか。
考えて、考えて、出た答えは『もう考えたところでどうしようもない』ということだけ。

自分たちがゆっくりすることは二度と無いであろう事を悟った二匹は、やがて話す事すらやめて、
箱に落ちてる餌を食んで、ゆっくりしている声を聞きながら何をするでもなくボーっとして寝る。
そんな生活を、残りのゆん生ずっと続けた。









―――――――――――――――




結果的に言えば、れいむとまりさは何かにその命を奪われることもなく、ゆん生を全うした。
狭い箱の中でただ静かに『もっとゆっくりしたかった』と、一言だけ呟いて息を引き取ったという。

食事と睡眠以外の一切を禁じられて、窓の向こう側の幸福を嫌でも見なければならない状況。
そんな中で自分達が決して得る事がないゆっくりを耳にし続け、絶望の中で死を待つその心境は如何ほどの物だったのだろうか。

れいむとまりさがこうなるに至った不幸は、幾つかある。

一つは男が中途半端に甘かったこと。
己の勝手な同情で拾い、そして結果を予想していたくせに愛想が尽きたから捨てるという身勝手さを、
一度拾ったからには~などという安直なヒューマニズムを振りかざして誤魔化し、二匹を縛り付けたエゴイスト。
自分の中でどう言い訳しようとも、それが男の正体である。
いっそ子供ができたときに捨てていれば、まだ二匹にも違う道があったのかもしれない。
少なくとも飼い殺しにされたまま絶望の中死んでゆく、などといったことは起こらなかった筈である。

二つ目は、運悪く男とちぇんが出会ってしまったことである。
ちぇんがいなければ、男がここまでれいむたちの事を忘れることはなかった。
なんだかんだ言いながらも、ここまで興味を無くすような事も無く色々と目をかけてくれたことだろう。

他にもあんな子供が生まれてしまったことや、男はちぇん種が特に好きだったこと。
そもそも男に拾われたのが悪かったなど、様々な要因はあるのだが・・・
まあ結局の話、一番悪いのは簡単な約束すら守れなかったれいむとまりさ自身である。
あと少しすっきりーっを我慢してさえいれば、この上なく幸せに暮らせたというのに。

が、その機会を自ら棒に振った二匹を哀れむ者は誰一人としていない。
まりさとれいむが息絶えた翌朝。いつもどおり餌を持ってきた男は二匹の死骸を見つけ、
そして何事も無かったかのように、特に興味も示さずゴミ袋に放り込んだ。
しかしそのときの顔はまるで重荷が無くなったかのように、どことなく晴れやかであったそうな。


とある一軒家の狭い庭。その中にある、更に小さく透明な箱。
まりさとれいむが居たちっぽけな箱庭の中には、ゆっくりが居たという痕跡は何一つとして残されていなかった。









・あとがき
 ゆっくりらんの口調がわかりにくすぎて困る。
 でもこんなんだったような気もするし、まあいっか。みたいな感じでもういいです。


 では、最後まで見てくださった皆さん。本当にありがとうございました!!


ゆっくりいじめSS・イラスト ※残虐描写注意!コメント(22)トラックバック(0)|

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コメント

1086:

賢くてゲス種が少ない
『ゆっくりちぇん』と、
『ゆっくりらん』かぁ
…このゆっくりなら飼ってみたいな、
純粋に良い奴だな、と思った、

れいむとまりさは
もう自業自得としか言えんよね。

2012/08/09 14:33 | ゆ虐バレッタ #- URL [ 編集 ]
1091:

基本種以外なら欲しいな

2012/08/09 23:12 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
1093:

れいむとまりさは棄てられて惨めになってほしかったなぁ

何だかんだ保護はされてたわけだしね

このお兄さんはゆっくりにも筋を通す良いお兄さんだー 

良作でした!


2012/08/10 06:21 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
1399:

とてもおもしろかったwGJ!

2012/09/09 01:17 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
1439:

ただ虐めたり殺したりするクズ作品とは違って良い作品でした!
まぁ、拾われた恩も忘れて勝手に子供を創って、しかも勝手に殺したんだから仕方ないだろうな。

2012/09/10 18:34 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
1467:

すごくゆっくりできました。

2012/09/12 16:26 | 名無しさん #O58fQWp6 URL [ 編集 ]
1571:

飼い殺しという虐待にはまだまだ可能性がありそうだ。

2012/09/20 23:41 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2106:

あのなーそもそも生物には3大欲があってな
その中に子孫を残すというものがあってほとんどの
生物がその欲求に耐えられないんだよ、最初から
わかってるなら飼うな、ちなみにゆっくりの中では
3大欲求に耐えられるほうが「足りないゆっくり」
なんだよまりさとれいむが子供
を作ったのは至極当然、むしろれいむとまりさ
をゲスとか言うやつには、おまえは何をもとめているんだ
といいたい。「一番らんを虐待したい」

2012/10/20 23:36 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2235:

まりさとれいむに自業自得というやつに言う
金バッチ持っているゆっくりにはゆっくり
という言葉はないゆっくりからゆっくりという言葉を抜くとただの絞りかす
つまりこの作品
にでているちぇんとらんは絞りかすに過ぎない

2012/10/28 20:25 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2236:

つまらん

2012/10/28 20:26 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2419:

まぁ、子供作られて困るならさっさと去勢しろって話ではある。
犬猫と同じ。

2012/11/11 19:52 | 名無しさん #/5LHBRow URL [ 編集 ]
2424:

普通にざまあ、と最初は思ったけど
所詮ゆっくりなんてただ言葉を話せるだけで結局本能には抗えない普通の動物だし
何も考えずにペットを飼って何も考えずにペットを捨てる人間が多すぎる現実と当てはめると、なんだかなあ・・・

2012/11/12 00:45 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2429:

>2106
そうそう!この家のちぇんとらんを誘拐して
思い切り甘やかして同族殺しも躊躇なく行う絶対強制不可能なゲスにして
子供もゴキブリのように大量に産ませてから飼い主さんに返却してやりたいよ!

>2235
こういう虐待作品でヒロイン扱いされてる善良種()って
人間に媚びすぎてゆっくり本来の毒っぽさまで完全に抜けてるから逆に気色悪くなってるんだよねー。
見方によっては我欲のままに生きるゲス共のほうがよっぽど活き活きしてるぐらいだよ

2012/11/12 11:07 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2600:

コメ欄で言い合いするのは不本意だが
2235あんた何で勝手に自分の設定押し付けてんの?
あと何これ?
『金バッチを持ってない(以下略)ただの絞りかす』
笑わせるなよ
ゆっくりなんて作品によってちょっと
設定違うのは当たり前だろうが
そんなに自分の設定を押し付けたいなら
自分で物語を書いて来いよ

それと2106
あのなー()あんたちゃんと読んだのか?
それとも読めなかったのか?笑
あと
『おまえは何をもとめてるのか』とか
ゴミ屑相手でも庇いたい気持ちは解るが
おまえこそ何を求めているんだ?
求める前にちゃんとその作品の流れと設定を
受けとめろよ
生き物に三代欲求があるのは俺にだって解る
もしゆっくりを生き物だと言うのであれば欲は確かにあるだろう
だが欲だけじゃないだろ
ゆっくりが三代欲求を持つならそれなりの自制心だって
持ってる筈だろ
今回はその自制心を制御出来ずに欲求に負けて
痛い目にあった、って話だろ
ゆっくりはたしかに元はSSで作られた最下層の
弄られゴミ屑生物だろうよ
しかし作品によって少し変わるが
数は少ないが欲に勝てたゆっくりだっているんだぞ、

この作品は我慢の大切さと
我慢出来なかった飼いゆっくりの末路
を書いた作品じゃないかと俺は受け取っている
この作品が嫌いだったならそれは仕方ない事なのかもしれない
だがあんたらもう少し考えた方がいいんじゃないでしょうか?

長文失礼致しました。

2012/11/20 00:37 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2936:

これはそういう作品なんだからこれで良いと思う
感想と文句は違うんだけど、理解出来てたらそんな書き方はしないだろうな

良い作品だと思うよ、虐待の要素としては足りない部分が沢山あったかなぁ?と
思うけど、これはこれで他の部分が良いと思えるから個人的に好きだな

うぜぇ丸飼ってみたいな。

2012/12/09 09:03 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
4179:

良作です(^^)

2013/02/05 21:17 | 名無し #S06SOvSc URL [ 編集 ]
5794:

さすがちぇんとらんだね!わかるよー

2013/04/06 23:26 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
8964:

猿はリーダー以外の雄が交尾すると群れを追い出されるぞ?
野性動物でも性欲を抑える種がある

2013/07/16 11:20 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
8967:

猿は本能や習性でそういう行動を取ってるだけだ
理性じゃねーよ

園児並みとは言え知性を持ったゆっくりとは訳が違う

2013/07/16 12:44 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
9543:

ちぇんの可愛さは異常

2013/07/31 01:02 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
9800:

約束を破ったのが一番悪いのは事実。三大欲求というが約束し、承諾しているため情状酌量の余地はない。
普通ならここでザマァだが飼い主のエゴには不快感しかわかないな。どうせやり通すなら最後まで彼らだけを見てやれよと。興味を失ったなら解放してやる選択肢も与えるべきだったろうに……飼い主のエゴによる麻縄で首を絞める行為とか……ちぇんは何も悪くないが会う時期が悪すぎたな。

2013/08/08 01:19 | 穏健派鬼威山 #- URL [ 編集 ]
19810:

何故かれいまりより、ちぇんらんを虐待したいと思ってしまった

2017/03/29 16:25 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]

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