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2119:野良は家を出てどうなったか

2012/10/14 (Sun) 20:24
1.

「ここがありすのどーるはうすさんよ。きょうからまりさもここでおにいさんのおせわになるの」
それは加工所製のありす専用の品で、人間の少女がおもちゃの人形を住まわすための人形の家を
模した、人形遣い属性にとってはとてもゆっくりできる作りの洋館風ゆっくり小屋である。
野良まりさのかつての豪邸(ダンボール・ハウス)とは比べ物にならないくらいの立派な新居を
見て、まりさは気が大きくなってしまった。つい、お家宣言が飛び出してしまったほどだ。
「ゆっ、ここをまりさのゆっくrぶぐぇえ~?」
「調子に乗るな、このクソ野良上がりがぁ~」
気付くとまりさは壁とちゅっちゅっしていた。男の足がぶーらぶーらしている。どうやら足で
蹴られたようだ。じんじんとまりさの頬が痛む。少しいびつにへこんだ頬をぷくーっと膨らませて
戻そうとしたら男に追撃を受けた。軽い平手打ち1発でまりさの頬はまたへこむ。
「威嚇か?どんだけガラが悪いんだ?」
「(ちがっ、まりさ、きずをなおそうとしただけなのぜー?)」
「なぁ、ありす。やっぱりこいつ捨てようぜ。いくらありすが金バッジ試験に合格
したお祝いだからって、お兄さんちょっと甘すぎたわ。なんでも言うこと聞くってのは、
やっぱなし」
「ずるいわ~、ありす、このひのためにいっしょうけんめい おべんきょうしたのよ?」
「いや、番を持ちたいってとこまでは認める。でも飼うんなら、やっぱペットショップ
で餡統証もしっかりした金まりさにしようぜ」
「いや~、『この』まりさじゃなきゃ。いやぁぁ~」
「ゆふん、そうなのぜ。まりさはまりさなのぜ。まりさのかわりはいないのぜぇ~?」
いささかぴきぃとしながら、あまりにありすが抵抗するのでとうとう男も折れてしまう。
なにしろ今日はありすのお祝いのための記念すべき一日なのだ。




『野良は家を出てどうなったか』




男はゆっくりを飼う事のできる共同アパートの一角に1LKの部屋を借りて、銀バッジありす
との2人暮らしを続けていた。男は仕事の終わった余暇時間のほとんどを使って飼いゆの
ありすに勉強を教えながら、自分も学生時代以来の受験勉強に全精力を費やした。
それだけに今回の金バッジ合格を祝いたいのは、なにより自分自身に対してであったの
かも知れない。男がありすに甘い顔をしたのも共に苦労したこの三ヶ月があったればこそだ。

もっとも、ありすが欲したのはただの番でも、ただのバッジ持ちまりさでもない。飼いありす
とは身分の違う、野良出身の卑しいまりさがご所望であった。
飼いゆっくりというのは何かとストレスのたまるお仕事であり、人間の都合の良いゆっくり
としてゆっくり出来ない生活も我慢しなくてはならない。その日々の不満を自分より立場の
低い元野良を番(兼すっきり奴隷)とすることで見下して、憂さを晴らしてゆっくりしたい。
それがありすの望みだった。
なればこそ、ペットショップで購入する毛並みの良い美ゆっくりのまりさではなく、お兄さんと
毎週散歩に通った公園に住む、このありふれた野良まりさを見初めたような振りをしたのだ。

「じゃあ、飼いゆになったまりさにも家のお手伝いをしてもらおうかな」
「ゆっ。まかせるのぜ。なにをすればいいのかぜ?」
男はとりあえず何かまりさでもできそうな雑用を探した。靴箱の上に置きっぱなしの回覧板が目に
ついた。
「えーと、なになに。区議会で決まったコンポスト設置条例ですがいよいよ各戸に設置されます、
来月末までに順次・・・。ふーん」
内容を流し読みすると、ハンコに替わるサインをしてバインダーごとまりさに預ける。
「いいか、これをお隣さんの戸口まで持っていくんだ。こんこんってノックして『かいらんばん
です!』ってきちんと挨拶してこいよ?」
「らっくしょーなのぜ、ゆっくりりかいしたんだぜ。まりさ、いってくるのぜ!」

こうしてまりさは野良の立場からありすのすっきりドールにくらす・ちぇんじし、男の部屋のなか
にあるありすのどーるはうすに間借りする飼いゆっくりとなった。


2.

その夜、さっそくありすはまりさに夜這いをかける。
すーり、すーり。
すぴーすぴーと寝息を立てるまりさの頬をぬらぬらと妖しい光をまとった頬がこすりあげる。
すーり、すーりすりすり。
「・・・ゆっ?ありす。な、なんなのぜ?」
「ゆふー、ゆふー。あら、いまおめざめかしら、
まりさ。ゆっくりしていってね!」
「ゆ。ゆっくりしていってね!・・・ちがうのぜ、かりもうまくて
さいっきょうのまりさは"ネコ"じゃなく"タチ"なのぜ?」
「あら、まりさはこばめる たちばなのかしら?」
「!」
「そうね、わかりのいいこはだいすきよ、ありすがたーっぷり
かわいがってあげるわ」
「やめてね、やめてね。まりさ ばーじんさんなんだぜ?」
どーるはうすの中には怪しげな雰囲気が漂い始める。

確かにこのありすは金ゲスの兆候を見せているのかもしれない。だが、野良まりさからすれば
最底辺の生活から引き上げてくれた命の恩ゆんである。ここはこう考えよう。ある種の正当な
取引関係にのっとった奴隷契約を知らず知らずのうちにまりさは結んでしまったのだと。
そう考えると、あながちありすを悪ゆんと指弾するほどではないのかもしれない。

ありすはふるおっきしたぺにぺにをもてあますように大きく武者震いするとおもむろにまりさを
押し倒した。
「んほぉぉぉおおぉぉ~、どんだけじらすのぉ?
つんでれさんねぇぇー」
「ちがうのぜ、まりさ、ほんっきでこばんでるのぜ、
いやぁぁああ、す、すっきりしたくなーい」
「いいわぁー、しまるわぁー、とってもすてきよ、まりさのまむまむ」
すぱん、すぱーん。饅頭皮を打ちつける乾いた音と、ずりゅっずりゅっという抽送音が
人形の家に響き渡る。
「やべでぇぇ~、ばでぃざ、おどうざんになりゅはずなのにぃー。
いっやじゃあー」
「いくわよー、すすす、すっきりぃぃぃいいい!!!」
「すすす、すっきりぃぃぃいいい!!!」
程なく、するするとまりさの額からは茎が伸び始め、望まぬおちびちゃんがまりさに宿される。

「(ゆぅー、まりさ、おかーさんになってしまったのぜ。
まりさのゆんせいせっけいが がったがたになっちゃったのぜ)」
自分は父まりさのような狩りの名人として立派に一家の大黒柱を勤め上げ、おちびちゃんをたーっくさん
育てるつもりだった。
とはいえ、額にゆらゆらと生る実ゆっくりの後姿を見ていると餡子の奥がぽーかぽーかしてくるのも
また事実である。これがまりさの中に新しく芽生えつつある母性、というものであろうか。
「ゆん、まりさがおかあさんになっておちびをまもるのぜ!」
ぶちっ。おもむろにありすが茎を口で引き抜いた。
「ゆ"っ?」
気付くと額が軽い、あまりの出来事にまりさはフリーズした。
「むーしゃ、むーしゃ、ゆうっぷ。やっぱりすっきりーの
ひろーかいふくには、みゆがいっちばんよね?」
「どぼじでだべでるのぼぉぉー?ゆっくりできるおちびちゃんが
えいえんにゆっくりしちゃうでしょぉ?」
ありすはむしりとった茎ごと黒ずんだ実ゆを2つ食べると、餡子で汚れた唇を嘗め回した。
「だってこのままだとまりさ、すっきりし するわよ?」
そう言って残りの実ありす(の死体)をまりさの口の中に押し込むと、さぁ、2回戦よぉー!と叫んだありすは
再びまりさの上にのしかかった。

こうして毎晩のように饗宴は繰り返され、そのたびにまりさはゆんゆんと声を押し殺して泣くばかりだった。
そんなある夜中、寝室からトイレへたまたま立った男が行為の最中にリビングを横切った。
「(!)いやっ、お取り込み中に、すまん。そういう雰囲気は壁越しになんとなく伝わってはいたが、
そっか、出来ちゃったかー」
ちょうど1回戦と2回戦のインターバルだったことから、ついに額の子を見られてしまった。
「「(終わった・・・)」」
二匹はともにそう感じていた。飼いゆっくりが飼い主の同意と許可なしに子を生むのはご法度である。ありすは
夢のすっきり三昧生活と飼いゆっくりとしての生活の終わりを覚悟し、一方まりさはこの隷属状態からの
終わりを期待した。
だが、男は二匹の予想に反して笑顔である。
「仲むつまじい番同士が一つ屋根の下で暮らしてていっこうに にんっしん!しそうな気配をみせないもんだから、
今週末にゆっクリニックに予約を入れてたんだよ。どちらかに不妊の気があるんじゃないか調べてもらう
はずだったんだ。いやぁー、良かった良かった」
そういうと、まりさを高くかかえ上げ電灯のもとへさらした。
「ゆぅー、おそらをとんでるみたいっ!」
「ふーん。ありす3匹にまりさが1ッ匹か。前に言ってたかもしれんが、うちの狭さじゃ赤ゆは2匹が限度だから
・・・ありす2匹を間引くぞ?」
男の手が実ゆに迫る。
「やめてね、やめてね、おちびちゃんがふるえてるんだぜ?
おちびちゃんはおおいほどゆっくりできるのぜ?」
ありすは冷や汗が安堵の汗に変わりもはや何も言わないが、まりさは可愛いわが子の運命を変えようと抗った。
無駄な努力ではあったが。
87匹目(=たっくさん!まりさ的には)の赤ありすがぴぎぃと弱々しく断末魔をあげて黒ずんでいく。
「やじゃぁぁああ!もうしぬとこ、みちゃくないー」
88匹目(=たっくさん)の赤ありすもぷちゅっと音を立てて、すぐにお空のゆっくりプレイスへ旅立っていった。
「ゆんやあああああ!」

1週間後、二匹の愛の(?)結晶がぷるぷるとまりさの頭の上で身を揺らす。
ぽてりっ。
「「ゆっきゅりしちえいってにぇ!!」」
「ゆっくりしていってね!ゆーん、やっぱり
おちびちゃんはとってもゆっくりできるよー」
「・・・ゆっくりしていけばぁ? ありすてきにはどうでもいいけど」
こうして飼い主公認の下、ありすとまりさの子育てが始まった。
まさか二匹の関係が愛に結ばれたものではなく、支配・被支配の明白な上下関係に基づいた、情欲にまみれた
ものであったなどとはありすの口からは言い出せずに、とうとう成り行きでこうなってしまった。
どうしてこうなった、とありすは唇をかんだ。
まりさは、せめてこの2匹だけはお母さんが守るよっ!と心に固く誓った。
両者の気持ちは、だが、次の1週間でたやすく反転する。

最初、ありすにとって赤ゆは枷であった。この子らがいる限り新たに子をつくることにつながる行為は出来ない。
男にばれたら今度こそ放逐である。赤ゆ2匹までは認められた、だがそれ以上の子づくりは男に対する
明白な反逆となるからだ。かといって、赤ゆを殺して新たに子を作れる環境にしようとするとゆっくり殺しで
自分がゆっくりできなくなる。
とはいいいながら、なんといっても中身をわけたわが子である。日々可愛く見えてくるのが親子の不思議なところだ。
ありすは親としての自覚を日に日に強めていった。
逆に番のまりさは、ありすにとっては最早すっきりもできないただの薄汚れた野良でしかない。最大にして唯一の
メリット、"すっきりできる"がなくなれば邪魔物以外の何者でもない。

他方でまりさは日々ゆっくりできない気持ちをつのらせていく。飼い主の男はあからさまにありすをひいきし、
ありすはまりさを蔑んだ目で眺める。ゆっくり具合では勝負にならず、その空気は如実に赤ゆにも伝わる。
なにしろ舐められる相手は誰であろうと機会を逃さず蔑み、相手を見下ろしてにやにやするのがゆっくりという
生ものの性分である。
それは生みの親に対してであろうと変わらない。

「やい、くじゅおや、まりちゃしゃまのしゅーぱーうんうんたいむっ、
はっじまりゅよー。うんうん たべちぇいいよっ!」
ぶりぶりぶり。
「ゆぷぷ、くぃーんありちゅしゃまのときゃいは おうごんしゅいも
めしあぎゃれ。にょーびにょーびっ、おくちのたきゃさ まで
さーびしゅしたわ。さぁ、どうじょ!」
ちー。じょぼじょぼ。
「ぶぎゃっ、やめてね、くっさっ、ゆぶぶっ、やめるんだぜぇー、
かんっだいなまりささまにも げんどはあるんだぜ~」
「「はやきゅにゃめにゃめしちぇ、きれーきれーにしりょ!あと
くしゃーいうんうん とっちょとかたじゅけりょ!どりぇい!!」」
赤ゆたちはもはやまりさをうんうん奴隷としか見ていない。
まりさにとって赤ゆを可愛く感じられたのは最初の日だけであった。

「もーっ、げんかいなのぜ。まりさ、おうちかえりゅぅぅうう!
おちびのせわは ありすによろしくたのむのぜ」
「ち、ちょっとおかーさんでしょ?
あまりにむせきにんすぎるでしょぉー?」
もちろん、ありすの心配は母をなくす子の心配ではなく、うんうん奴隷を失って自分が赤ゆの汚物を
掃除しないといけなくなることを嫌がっているだけだ。
「おちびも、ありすも、まりさのことをばかにしてばかりで
もういいかげんにするのぜ!まりさもゆっくりしたいんだぜ」
「はぁー? のらあがりのいなかものが なにぎゃくぎれしてるのかしら。まったく
とかいてきじゃないわね」
「まりさはいえをでるのぜ。のらでもいいから、ここではないどこかで、
じりつしたゆっくりとしてゆっくりいきるのぜ!」
「ふ、ふん。ちょーどやっかいばらいができて たすかったわ」
こうなると売り言葉に買い言葉である。
まりさは身一つでドアの下部にあつらえられた犬・猫・ゆっくり用の出入り口から家を出る。
太陽がまぶしかった。それはまるで未来を祝福してくれているかのようにまりさは感じた。

こうして、まりさは野良まりさに戻った。



3.

野良に戻ったまりさであったが、しばらく飼いゆ生活を送っていたことで、野生の勘(危機意識)が鈍って
いたのだろうか、すぐに区の保健所の一斉駆除に捕獲されてしまった。
この街では県議会が定めた条例に基づき、"自然に優しい再生可能な街づくり"の一環としてコンポストの各戸
無料配布がちょうど決まったところであった。材料となるのは、日頃から生ゴミで舌を慣らした野良ゆっくりが
一番良く、保健所と連動して加工所が野良ゆっくりの買い上げ額を一律上増しで行うほどの力の入れようであった。
こうした野良回収強化月間のさなか、まりさは最悪のタイミングで野良に復帰してしまった。

その区の調達した野良ゆっくりと、必要なゆっくりとの頭数差が区の持ち出しとなり、加工所が不足分の
ゆっくりを工面する。その不足分の支払いがその区の財政から、遡ればその区の住民税から支出される。
そしてある区域で捕まえたゆっくりは原則その区域のコンポストとなるという仕組みである。
これで俄然、市区町村の役人の目の色が変わった。
その、役員大張り切りの一斉駆除の網に早速まりさは引っかかってしまったという訳である。
早速透明な箱に詰められた他のゆっくりとともにまりさは加工所の門をくぐり、門を出たときには立派な
ゆっくりコンポストと化していた。

そしてこれは全くのゆっくり神のお導きとしか言えないのだが、まりさが設置されたのは元の飼い主の家
だった。その区で捕まったゆっくりがその区に設置されるという仕組みとはいえ、おはなしの様に都合のいい
ことが起きた。恐らく1/1000位の確率だろう。おうちでは赤ゆ達が徒競走の練習中である。
「ゆっち、ゆっち、まりちゃのかちなのじぇ~」
「じゅるーい、ありちゅもまけちぇられにゃいわ、
ゆんしょ、ゆんしょ」
「(あの声は、おちびちゃんだよ~、まりさおかーさんが まんをじしてかえってきたよ!(キリッ
・・・どぼじでむじずるのぼぉー?)」
役所の委託を受けた業者が家主の男からの指示を受けながら、てきぱきと台所隅の一角にまりさコンポストを
設置していく。
「それではここにサインお願いします。…ありがとうございました」といって業者は帰っていった。
侵入者の退去を察して、人見知りをするありすがドールハウスから顔をのぞかせるとコンポストを一瞥して
吐き捨てるようにつぶやく。
「なにか、とてつもなく いなかものな においがすっごくするわ。
それよりおにいさん、やくそくのあれはまだなのかしら?」
「あぁ。きょうペットショップに入荷のはずだからちょっと待ってろ。留守番頼む」
そう言い置いて元飼い主の男は家を出て行った。

大きな口を叩いてつい先日自分から出て行ったことも忘れて、まりさはなんとか自分の存在と帰還の
事実を伝えようと思った。いかんせんコンポスト化された身では何も出来ない。
悪戦苦闘を小1時間ほど続けていたところ、男がなにやら大きな荷物を抱えて帰ってきた。
「ただいまー。ありすー、あンのクソ野良の替わりの金バッジまりさ届いてたぞー!」
ゆがーん!野良まりさは一瞬わが耳を疑った。いまなんて。なんていった?

「(な、な・・・に、いってるのぜ?まりさはここにいるんだぜ?)」
もっともその言葉は誰にも伝わらない。まさか、あの野良まりさが形を変えて戻ってきているなどとは
当の野良まりさ以外の誰が知ろう。
「おかえりなさーい、おにいさんっ、だーいすきっ。ありがとさんだわ」
「こいつは金バッジだから当然"だぜ口調"も使わないし、まりさ種には珍しく母性にあふれた優秀な固体だ。
お取り寄せだからな。こいつなら立派におちびを育てられるぞ」
「「・・・」」
当のおちびちゃんが黙っているのがまりさには唯一の味方と思われた。だが、男が無慈悲にも口を挟む。
「お前らだって、すーりすーりしてくれたり、ぺーろぺーろしてくれるお母さんがまだまだ必要だろ?」
そういって、キャリング・バッグから金バッジまりさを抱えあげて親子を対面させる。
「ゆっ、まりさはまりさよ。はじめまして。
おかあさんってよんでくれていいのよ?」
「「・・・よろしきゅ、たのみましゅのじぇ」」
あっさり認めたっ!
「「「ゆっく(きゅ)りしていって(ちぇ)ね!」」」
家族の唱和の声があがる。

ゆががーん!野良まりさは自ゆんの耳を疑った。いまなんて。なんていった?
自分から子を捨てた過去などすっかり忘れて、野良まりさは心の中でわが子をなじった。
こんなにもあっけなく生みの親の恩を忘れて別のまりさにこびを売るとは、なんたるゲスだ!
初日はそうやって自分の心を偽ってわが子に責任転嫁できた。

次の朝
「「ゆぴぃ、ゆぴぃ、おきゃーしゃ、どきょいっちゃのじぇ~」」
まだ夜も明けきらぬうちから騒がしく鳴きたてる赤ゆら。
「(ここだぜ~、おちびのほんとうのおかあさんまりさはここに
いるんだぜ~、おちびちゃん、ゆっくり!)」
野良まりさは塗りつぶされた口と、のどの奥でつぶされた発声器官を震わせて必死に呼びかけようと
身をよじるが、あんよ焼きも施されコンポストとして身動き一つできぬように改造されているので
なにもできない。
ドールハウスから一匹のゆっくりが這い出してきた。
金まりさはゆっくり擦りよるとまだ赤ちゃん言葉が抜けない赤ゆをおさげで優しくなであげる。
「おちびちゃん、ゆっくりっ!ゆっくりしていってね?」
「「ゆっ、ゆっ?ゆっくちしちぇいってにぇ!」」
あぁ、自分が家を出てから毎朝、毎晩どれだけ赤ゆたちは不安と孤独に襲われながらゆんゆんと
鳴きくれていたのだろうか。
子ゆたちは昨日の自己紹介を思い出しつつも、この優しそうなおばさんが本当に頼っていい相手か
不安そうである。やがてありちゅが勇気を出して問いかける。
「おかーしゃん?おかーしゃんちぇよんじぇもいいのかちら?」
「えぇ、きのうもいったでしょ。まりさはありちゅとまりちゃの
あたらしいおかーしゃん!さんなのよ!」にこっ。
「ほんちょなのじぇ?まりちゃのおきゃーしゃになってくれりゅのじぇ?」

「(!)」
まりさは再び脳天を棍棒でぶっ叩かれたようなショックを受けた。こうして野良まりさは帰るべき
ホーム(=家族)をも本当に失ってしまったのだった。

野良まりさは自分の替りなぞどこにでもいるのだということをもはや認めざるを得ない。
金まりさは新しい母親としてはそつなくポジションをこなし、日々確実に子ゆからの信頼と
愛情を積み上げていった。
子ゆたちも二度と母親から見捨てられたくないという思いが強いのか、あれほど野良まりさを
悩ませたわがままや罵りをぴたりとやめていた。
番同士が対等の金バッジだからであろうか、二匹と子の仲は円満そのものだ。
「ゆふふふ、おきゃーしゃのおしゃげさんとおぼうしさんのすきまにはいりゅと
まりちゃ、ほんちょにゆっきゅりできるのじぇ!」
「じゅるーい、ありちゅも、ありちゅもー!」
「あらあら、ふたりもいっぺんにはむりよー、なかよく かわりばんこで、ね?」

「(・・・・・・・)」
野良まりさはひたすらこの 永遠に続くぬるい地獄の責めに耐えていた。
おしりをもるんもるん振りながら、かつて野良まりさの脇にもぐりこんでこようとした赤まりちゃの
温もりが今更ながら思い出されてたまらなくもどかしい。
あのくすぐったいような、甘酸っぱいような感触は本来野良まりさのものなのに。
「じゃあ、ありちゅはとかいはなありすのあたまのうえにのりましょうか?」
ありすがべろをあーんと伸ばしてありちゅを巻き上げると、優しくカチューシャの上に載せた。
「ゆわーい、とりしゃん、とりしゃん!」

自分はいったいどこで道を間違えたのだろう。なにが悪かったのか。考えても考えても野良まりさには
どうしてもわからなかった。野良まりさはただプライドを持って生きたかっただけなのに。
野良に生れ落ちたということはあれほどの差別を受けなければならないほどの罪だったのだろうか。
一時の気の迷いで家を出たことはこれほどの罰をうけなければならないほどの行為だったのだろうか。
おちびちゃん達を見捨てて一度は外の世界へ旅立ったが、ゆっくり神のお導きで再びおちびちゃんの元へ
戻ってきたというのに、改めて母親の役目を全うしようと意気込んでも元家族は自分に対して道端の小石
ほどの関心も払わない。まったく何たる仕打ちだろう。
今日も野良まりさの口には残飯が放り込まれた。唯一残された咀嚼機能でむーしゃむーしゃする。
「(ゆぐぶぇー、げろまずー)」とてもまずい。
泣くことも出来ず、考えると辛いので野良まりさは何も考えないことにした。


 了)

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コメント

2004:

このアリスめっちゃ虐待したい。

まりさの方がまだ可愛げあるぞ。

2012/10/14 21:13 | ゲス専門の虐待お兄さん #- URL [ 編集 ]
2007:

うっせー育児放棄のクズ帽子!

2012/10/14 22:04 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2009:

おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!を見てしまってからなんか刺激が足りない感じが…

2012/10/14 23:20 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2011:

これは・・・ありすの方を虐待して元野良まりさが幸せのが俺的にはよかったな。

2012/10/14 23:40 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2015:

この後の兵庫あきの作品はゆっくり虐待ですらないからな


2012/10/15 05:54 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2024:

悪くはないんだが、※2009と同じ感想だわ…

2012/10/16 02:01 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
2282:

ガキは親に排泄物食わせようとしてたのに寂しかったのかよw

2012/11/01 05:54 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
10565:

うーん、あんまりな〜
ありさも赤ゆも虐待したいな〜

2013/08/24 22:28 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
19686:

餓鬼共とありすに地獄を見せないとゆっくりできないよ

2017/01/01 17:15 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]

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