FC2ブログ
TAG index

プロフィール

kubota.K

Author:kubota.K
~サイト概要~

2chのスレやゆっくりスレ、話題の記事ややる夫AAシリーズ等、気になった記事を総合的にまとめるサイトです!

よろしくお願いします!

about

『BuZZ Plus News』
バズプラスニュース

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

やる夫でドラクエ6(完結) (37)
ゆっくりいじめSS・イラスト ※残虐描写注意! (966)
ゆっくり愛でSS・イラスト (662)
やる夫でGPM(完結) (46)
やる夫が遺跡を守るようです(完結) (57)
実装石虐待系作品 (119)
やる夫がヒットマンになるようです(完結) (15)
やる夫が3つの珠を探すようです(完結) (26)
やる夫はリィンバウムに召喚されたようです(サモンナイト) (53)
やる夫がヴァレリアを平和にするようです (7)
やる夫は人気作者になりたいようです (2)
【クマー】二人の秘密【澪】(完結) (4)
やる夫が大破壊後を生き抜くようです(メタルマックス・第一部完) (11)
やる夫達は文化祭でバンドるようです(完結) (27)
やる夫達は広島でB級グルメを食べ尽くすようです(完結) (13)
やる夫とやらない夫で月旅行に行こう(完結) (18)
やる夫とやらない夫と漫画家シリーズ(完結) (12)
やらない子の周りは中2病患者(完結) (12)
【DTB】 契約者やらない夫  ―荒野の春紫苑― 【オリジナル】 (6)
DIOえもん(完結) (6)
そっきょうたんぺんすれ(完結) (8)
風魔のやる夫 (5)
東京が死んで、やる夫が生まれた(真・女神転生Ⅲ) (14)
ファイやる夫ムブレム(再録) (16)
やる夫が囲碁の幽霊に会うようです (3)
やる夫は誰かを助けるのに理由はいらないだそうです(FF9) (17)
やる夫たちの周りには愛が満ち溢れているようです (3)
やる夫の屍を越えてゆけ(俺の屍を超えてゆけ) (6)
その他やる夫短編 (58)
スレまとめ(事件) (1)
スレまとめ(ニュース) (36)
スレまとめ(趣味) (82)
SS (21)
しぃ系AA作品(虐待・虐殺) ※残虐描写注意! (88)
南ことり (21)
のんたぬ (0)
雑多 (1983)
管理人からのお知らせ (11)
未分類 (18)
う虐 (2)








検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

2274:真夏はゆっくりできるね

2013/01/06 (Sun) 15:00
皆さんもご存じのとおり、ゆっくりは自然災害にとても弱い。
住んでいる場所が都会だから、田舎だから、などという区別など存在しないのだ。
梅雨、台風、長い冬。季節がめぐるたびに多くの群が全滅の憂き目を見る。

だが、そんな中にあって森ゆにはあまり被害が出ない、
それでいて町ゆには壊滅的な打撃を与える自然災害も存在する。

それは『猛暑』だ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



「ゆ・・・ゆぅ、おちびちゃんたち、ゆっくりしていってね。」

彼女は町中の広場、その中にある公衆便所の裏に住んでいるゆっくりれいむだ。
広場とは言ってもただの空き地同然で、野球やサッカー、かくれんぼをするにはいかにも狭い。
結果として近所の子供たちもほとんど来ないここは、町ゆにとっては比較的安全な『ややゆっくりめのプレイス』である。

「おきゃーさん・・・ゆっくちしちぇいっちぇにぇ。」×3

だが、れいむのとてもゆっくりした(笑)赤ちゃん×3の挨拶には元気がない。

「ゆぅ、きょうもあついね。」

理由は簡単。日本の夏は今年も暑い。具体的には30℃台後半。
連日連夜続く、うだるような暑さに責められ続ける彼女たちはすっかりグロッキー状態だ。

「おきゃーしゃん。のどさんかわいちゃよ。」

次女れいむは体が余り丈夫な方ではなく、そのせいか我慢強い方ではなかった。
だが、生まれた時から延々と続く苦しみを我慢しろというのも酷な話である。

「れいみゅ、がまんちてにぇ。おきゃーしゃんをこまらせたらときゃいはじゃにゃいわ。」

長女ありすは次女れいむをなだめながら、すーりすーりしてあげている。
ありすは長女としての自覚と責任感を十分に持ったゆっくりだった。
このまま育てばきっと本当の都会派ありすとなれるだろう。育つことができればだが。

「しょんにゃのどーでもいいきゃりゃはやくおみじゅしゃんちょーらいにぇ!」

3女れいむはこれまた末っ子としての自覚を十分に持ったゆっくりだ。
わがままなのも別にゲスだからではない。甘えといえばそれまでだが。

「おちびちゃんたち、ゆっくりしてね。
ぺーろぺーろしてあげるからね。ぺーろぺーろ。」
「「「ぺーりょ、ぺーりょ。ごーきゅ、ごーきゅ。ゆっくちー。」」」

赤ゆは体積が少ない分すぐに乾燥してしまうが、
成体の場合はある程度水分を体内に蓄えられる。
そこでこうやって親ゆは赤ゆの体を唾液で潤してあげるとともに、
口移しで水分を与えるのだ。
とはいえ所詮一時しのぎ。やはり根本的解決には『ごーくごーく』、
つまり水場での水分補給が必要となる。
そこらの草花を食べて得られる水分だけでは全く足りない。

「おちびちゃんたち、ゆっくりごーくごーくしにいくよ。ゆっくりついてきてね。」
「「「ゆっくちりかいちたよ」」」



「ゆう。たいようさんはきょうもゆっくりできないよ。
かげさんにかくれていどうするよ。」
「たいようさんはときゃいはじゃにゃいわ。
どうしておきゃーしゃんたちをいじめるのきゃしら。」
「ありすはやさしいおちびちゃんだね。
でも、たいようさんはいつもゆっくりできないわけじゃないんだよ。
はるさんやあきさんにはとってもぽかぽかでやさしくゆっくりさせてくれるんだよ。」
「ゆーん。じゃあきっとごきげんななめなのにぇ。たいようさんごめんなしゃい。ゆっくちしちぇいっちぇね。」

「ゆふーん。こっちにおみずさんのにおいがするんだねー。わかるよー。」
「「「わきゃるよー」」」
「わきゃるわー」

と、れいむたちと入れ違いでちぇん一家が公衆便所へやってきた。赤ちぇん×3と赤ありすを連れている。

ちなみに家族構成とシングルマザーであることから察っしてもらえるだろうが、
れいむの子供達もちぇんの子供達もレイパーに襲われてできた子供である。
親が死なずに済んでいるのは別に運が良かったわけではなく、レイパーありすも夏の水不足ですっかりへばっているからだ。

「おきゃーしゃん。あのちぇんたちはおみじゅしゃんがあるっていちぇるよ?」
「おちびちゃんたち、あのおうちにはおみずさんがあるけど、にんげんさんしかつかえないんだよ。
ゆっくりがつかおうとするとえいえんにゆっくりしちゃうこともあるんだよ。ゆっくりりかいしてね。」


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



さて、便所の中ではちぇん一家がにおいを頼りに水を探している。

「おきゃーしゃん、あそこでおみずさんがたれてるよー。わかるにぇー。」
「でかしたよー。でもちょっとたかすぎるねー。
おちびちゃんたちはおかーさんのあたまにのってねー。じゃんぷするよー。」

そういってちぇんは子供を乗せてジャンプした。
そこは洗面台。
直前に誰かが使ったのだろう。
水が蛇口からわずかにたれていた。

「ぺーりょ、ぺーりょ。ふまんぞくー。」

当然足りなかった。

「おみずさんをもっとだしてねー。わかるー。」

当然蛇口が答えるはずはなかった。

「なんときゃいっちぇね!とかいはじゃないわ!」

そういって赤ありすが蛇口に体当たりした。

グサリ

「ぴゃぁぁぁああああああ!!!いじゃぁぁぁぃぃいいいい!!!」

水不足で弾力を失ったありすの体は簡単に蛇口に突き刺さった。

「なにやってるのー!やめてねー!おちびちゃんをはなしてねー!」

そういって親ちぇんは蛇口に噛みつく。

ブジャァァァァーーー

「ぶぴゅうっっ・・ブシャッッ!ガボッガボッ!!!」

その途端蛇口が全開となって噴き出した水は、先端に突き刺さっていたありすの体をバラバラに粉砕しながら、
洗面台の中で水滴をなめていたもう一匹の赤ちぇんに降り注いだ。

「ゆびぃぃぃいいいい!!!わがらにゃ・・・・・ガボォォ。」
「おぢびじゃぁぁぁぁあああん!!!わがらにゃいよぉぉおお!!!」
「「ゆあーん。わからにゃいよー。」」

こうしてちぇん一家は姉妹の半分を失った。

「ゆん、ゆん。おちびちゃんたち。ゆっくりしていってねー。」
「おきゃーしゃん。こんなゆっくちしてないおみずさんのめにゃいよー。わかるー?」

この辺の切り替えの早さはさすがに野良ゆ。所詮死は日常なのだ。
だが自分たちは生きている以上ゆっくりする努力を続けなければならない。
ともあれこんな流れのはやい水ではとても飲めたものではないので、他に水場を探すことにした。

「おきゃーしゃん!こっちにおみずさんがあったよー。」

そこは洋式便器だった。
確かに水がたまっている。

「よかったねー。おりてごーくごーくしてねー。」
「「やっちゃー!」」

そろーりそろーりと赤ちぇんたちは水面まで下りて行き、存分にごーくごーくした。
そして自分たちが這いあがれないことに気づいた。

「すべってあがれにゃいんだよー!おきゃーしゃんたすけてねー!」
「おちびちゃんたちー。いまたすけ「やべえ!もれるっもれる!」ゆ?」
「なんだこいつらっ!便器にはいってんじゃねえ、はやくでろ!こちとら緊急事態なんだよ!」

彼はたまたま下痢気味の近所のお兄さん。別にゆっくりに対しては優しくもなければ関心もない。

「かわいいおちびちゃんたちがゆっくりでてこれなくなったんだよー。たすけ「もういい!勝手に入っとけ!こっちも勝手にさせてもらう!」ゆゆっ?」

ブ(記述に耐えない音)「ゆびゃーーーーー!くしゃいーーー!!ゆっくちできないよーーー!!!」

「おにーさん、なにしてるのー!?おちびちゃんたちにへんなこ「うわっ、紙無え!しょうがねえなあ。おいちぇん。帽子よこせ。」ゆゆゆっ?」

ごーしごーし、しあわせー。それじゃー流しまーす。流れるかなこれ。じゃぁぁぁぁぁぁぁ・・・

「ゆぴいいいぃぃぃぃぃぃぃ・・・」

「・・・おにーさん。ちぇんのかわいいおちびちゃんたちは?ちぇんのおぼうしは?」

「流した。じゃあな。」バタンッ

「おちびちゃん・・・わからないよぉ」


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



一方れいむ一家は、おうちから人間の足で2分程度の距離にある公園にやってきた。
多くのゆっくりが住む児童公園は雨風をしのげる場所も多く、人気のゆっくりぷれいすだ。
しかしナワバリ争いも激しいためれいむは別の住処を選んだ。

「おちびちゃんたち、もうすぐだよ。ここならゆっくりごーくごーくできるいずみさんがあるからね。」
「ゆっくちー。」
「ここはときゃいはにぇ。たくしゃんゆっくりがあつまっちぇるわ。」
「れいみゅはもうあるけにゃいよ。おきゃーしゃんおんぶしちぇにぇ!」

この公園には噴水がある。そのふちには子ゆ程度でも飛び乗れるし、成体ならば中に飛び込んでもすぐに這いあがれる浅さだ。
ごーくごーくだけでなく、清潔好きで水浴びも大好きなゆっくりにとっては正にオアシスだ。
しかもその水はいつもあふれるほどにある。

はずだったが

「なんでいずみさんかれてるのぉぉおおお?」

残念ながら夏期は人間だって節水を行うことがある。
住宅が断水するほどではないにしても水不足は深刻なのだ。
噴水などに使う水は一番最初に止められる。

「ゆああぁぁぁああん、のどがかわいちゃよぉぉ。」
「おみじゅのみちゃいいぃぃぃ。」

水を止められた噴水の周りにはれいむ一家と同じ境遇のゆっくり親子たちが多数泣いていた。
れいむ一家の赤れいむ&ありすたちも当然泣きそうだ

「ゆゆっ、だめだよおちびちゃんたち、ないたらおみずさんがなくなってもっとゆっくりできなくなるよ!」
「ゆぅ。ゆっくりりかいしちゃわ。」
「しょうがないよ、あきらめてべつのばしょでおみずさんをさがそうね。
ここはかげさんがないからゆっくりできなくなっちゃうよ。」

親れいむは伊達に街中で生き延びてはいない。切り替えの早さと決断力はなかなかのものである。
だが、近くで泣き続ける他の親子たちはあきらめきれないのか、
水などこれっぽっちもない噴水の水槽内に飛び込んで「おみずさんでてきてね!」などと言っている。
彼女たちの運命は周辺に転がる乾燥饅頭たちと同じものとなるだろう。

「「「「「「いずみざぁぁぁん、ゆっぐりおみずだじでねぇぇぇええええ!!!」」」」」」


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



れいむ一家はまだ見ぬ水場を求めて、ブロック塀の日影で日射をやり過ごしつつ街中を進む。

「むきゅん!ここのつちさんはしめっててゆっくりできるわ!」

そう言って民家の花壇に侵入した挙げ句、
花を食い荒らすわ湿り気のある土の上で転げまわるわしているぱちゅりーに出会った。
れいむたちももはやぱちゅりーに注意する気力など湧かず、そのまま通り過ぎた。
そもそも街中に暮らしていながら人間に配慮できないようなゆっくりなど遅かれ早かれ間引かれる。





「さーてと、愛しのエリザベスちゃんをキレイキレイにしてあげますかねぇ。」

彼は車大好きお兄さん。近所の小学生たちの間では『虎兄ちゃん』と呼ばれている。
筋骨隆々で背中から上腕部にかけて虎の刺青を入れ、頭髪を黒と金の縞模様にするというヤンチャっぷりのためだ。
ちなみに彼の暴力はもっぱら人間に向けられるため、ゆっくり虐待に関心はない。
水不足がニュースで流れる中でも空気を読もうとも思わず洗車を始めても当然誰も注意したりはしない。
ちなみにエリザベスとは彼の愛車のオート3輪だ。
そのセクシーなボディラインを惜しげもなくさらす恋人の姿に、彼の鼻の下も伸びっぱなしである。

「そーれ濡らしちゃうぞ~。って、なんだありゃあ。」

「「「「「「「「おみずざんだぁぁぁっぁあああ!!!ゆっぐぢいいいいぃぃいぃぃぃ!!!!」」」」」」」」

それはさながら地獄に垂れるクモの糸に殺到する亡者たちのごとし。
これまで一体どこに隠れていたのか。たちまち大小200を超えるゆっくりが洗車によって生まれた水たまりに殺到した。

「なんじゃあこりゃあ!おらぁてめえら、俺のベッツィに触れたら容赦しねえぞ!!」

「「「「「「「「「「「ゆっぐぢ!ゆっぐぢぃ!ゆっぐぢぃぃいいい!」」」」」」」」」」

ゆっくりたちは道路に流れ、すっかりぬるま湯となった洗車水を舌が擦り切れるほどに舐めまわした。
赤ゆや子ゆたちは突然生まれた水場のうるおいを味わおうと、全身を汚水まみれにして転げまわっている。
この汚物饅頭たちが釣り用の餌のごとくうごめく、あるいは石の下のダンゴムシ×100の様相を見せる、
現実離れしたあまりにもおぞましい光景にはさすがの虎兄も怖気を覚え、茫然としていた。

「きもっ・・・じゃねえ。てめえら、さっさと失せやがれ!!!」

ゆっくりになど興味なかった虎兄だったが、このままではエリザベスたんが危ない。
というか文字通りの泥饅頭に触れさせるわけにはいかなかった。
まあ、殺すのもなんだということで、最高水圧に設定した洗車用ホースを彼らに向けて放水を開始する。

「「「ゆびゃぁぁあああ!!!いじゃぁぁああい!!」」」
「「「ゆっぐじざぜでぇぇぇぇえええええ!!!」」」

こうして、ゆっくりの生態をろくに知らない虎兄は、自分でも気付かないうちにゆっくり大虐殺を行ったのだった。






撃退されたゆっくり達は大半がその水流によって体の一部を引き裂かれ、
あるいは飾りを吹き飛ばされ、虫の息となっていた。

「おちびちゃんたち、だいじょうぶ?ゆっくりしてる?」
「ゆぅ。びしょびしょになっちゃたわ。でもみんなゆっくちしちぇるわにぇ。」
「「ゆぅ・・・」」

あの地獄の中には例のれいむ一家もいた。
だが幸運にも到着が遅れたため、ホースからの距離もそこそこあったおかげで、ずぶ濡れになっただけで済んでいる。

「おぢびぢゃぁぁぁあああん。ゆっぐぢぢでぇぇぇえええ。」
「わがらにゃいよぉぉぉぉおおおお。」

周囲では体を水流で引き裂かれて絶命した赤ゆ、子ゆにすーりすーりしながらすすり泣く親ゆであふれていた。
だが彼女たちはまだマシな方であり、大半の赤ゆたちはバラバラに粉砕された挙げ句排水溝に流され、
遺体も存在しない有様だった。
それに親ゆたち自身もあんよや眼球、飾りなどを破壊されており、餡子を致死量以上に垂れ流している。
先ほどの泥饅頭空間が人間にとって地獄であるというならば、現状はゆっくりにとっての地獄である。
れいむ一家は幸運であったというしかない。

「おちびちゃんたち、はやくかわかさないとゆっくりできなくなっちゃうよ。ぺーろぺーろ。」
「しょーだわ、おきゃーしゃん。たいようさんにかわかしちぇもらいまちょう。」
「しゃしゅがありしゅおにぇーちゃん。あっちゃまいー。」
「しょりぇじゃあ、りぇいみゅとあのちゃいろいまんまるさんまできょーそーしゅるよ!」

びしょ濡れはゆっくりできないが、さっきまではひからびて死にかけていたのだ。
たっぷり水を吸った3姉妹は生まれて6日目にして初めて、元気一杯跳ねる姿を親れいむに見せてくれている。
れいむは目元と心に熱いものがこみ上げてくるのを感じていた。
姉妹のかけっこは、長女ありすがわざとペースを緩めて、3女れいむは全力でも追いつかず、
一番欲張って水を飲んでいた次女れいむがトップでゴールに飛び込んだ。
道路の真ん中の茶色いまん丸、太陽の光をたっぷり浴びたマンホールのふたに。

じゅうぅぅぅぅ

「ゆびゃぁぁぁぁあああああああ!!!」
「どうちたのれいみゅ!『ジュゥ』ゆびゃぁ!」
「ゆあぁぁぁあああん!おにぇえぢゃあああん!ゆっぐじじでぇ!」
「おちびちゃん、どうしたのおおお!」

「お・・・おきゃあしゃん。あのまんまるさん、しゅごくあぢゅいの・・・あんなのときゃいはじゃにゃいわ。」

「おぎゃあじゃぁぁぁぁあああんん!だじゅげじぇぇぇぇええええ!」
「まっててね『ジュ』ゆぎゃああああ!あづいよ!おぢびじゃん、はやぐごっぢにぎでねぇぇええ」
「あんよがぐっづいでうごげにゃいのぉぉおおおお。」

濡れたゆっくりの皮×焼けた鉄板=油をひかなかったお好み焼き。

「ゆ゛っ、『ジュウ』いまっ『ジュゥゥゥ』だずげであげるがらね゛ぇぇ。」

ベリッベリッブチッ

「ゆぁああああん!おがあじゃんのべろがぢぎれぢゃっだぁぁぁあ!」
「ゆぎゃぁぁぁぁあああああ!もっぢょっ!もっぢょゆっぐぢぢだがっだぁぁぁああああ!!!」



結局、次女れいむは体力が回復していたことが災いし、苦しみぬいた挙げ句焼け死んだ。
そして、それを舌で助け出そうとした親れいむも、味覚と舌の半分を失う大けがを負った。



ゆっくり受難の猛暑は続く。何せ未だ本日は正午を迎えてすらいないのだから。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



姉妹の一人を失い、親れいむも大けがを負ったが、まだまだ彼女たちは休むわけにはいかない。
なにせまだまだ猛暑は続くのだから。

「み・・・みじゅ・・・。」
「ゆう、おそとはあつすぎるね。おちびちゃんたち、おかーさんのおくちのなかにひなんしてね。」

親れいむの口の中なら日射を浴びる心配はないし、わずかな湿り気が体を潤してくれる。
しかし気温の高さだけはカバーしきれない。なんとか水を探さなければ。






道をフラフラと進んでいると、先ほど花壇で転げまわっていたぱちゅりーにまた出会った。
あんよは丁寧に叩きつぶされ、頭頂部には色とりどりのきれいな花が植えられている。
痙攣しつつ「むきゅ」と悶えていることからも生きていることは確かなようだが。
愚か者には速やかに制裁が執行される。彼女たちは人間の世界に住んでいるのだ。






と、その時親れいむはかすかに水のにおいを感じ取った。
においをたどっていくとそこは2件の雑居ビルの間、人の肩幅ほどの隙間からであった。
こんな日影ならばひょっとすると水たまりくらいあるのかも知れない、そう思い親れいむが隙間を奥へ進んでいくと、
そこには木箱とブルーシートで組み上げられた堅牢なおうちがあった。
入口にはおそらく相当な修羅場をくぐり抜けてきたであろう、険しい目つきをしたまりさがおり、
赤まりさにペットボトルのキャップに入れた水を飲ませてあげていた。

「ま・・・まりさ・・・ゆっくりおねがいをきいてほしいよ。」
「ふん。入り口を塞ぐのが遅れたのぜ。こんなヘロヘロのれいむにおうちを見つけられるなんて焼きが回ったのぜ。」
「お、おねがいだよまりさ。おみずをすこしだけわけてほしいよ。」
「ハッキリと断るんだぜ。」
「おねがいだよ。なんとか、おちびちゃんたちにだけでも。」
「こっちにだって余裕はないんだぜ。他ゆっくりにあげるお水なんてないんだぜ。」
「お・・・おねがいしましゅ。」
「赤ちゃんありすでも関係ないんだぜ。」
「おねがいしましゅ、おきゃーしゃんにおみじゅをのませちぇあげちぇにぇ。」
「おきゃーしゃん、あさかりゃほとんどおみじゅしゃんのんじぇないにょ。ちんじゃやじゃよぉぉ。」
「おがあざんはいいんだよぉぉぉ、おぢびぢゃんよりだぐざんごーくごーくでぎるがら、だぐざんがまんでぎるんだよぉぉお。」



「・・・うるさいんだぜ!お水はやるから飲んだらとっととどっかに行くんだぜ!」



まりさのおうちの中は、木箱を複数連結させて、ブルーシートでしっかり全体をカバーしたもので、
相当な奥行きがあり、空気もひんやりしていた。
このおうちを見ただけでも、まりさがそこらの野良ゆと別物であることがうかがえる。
そして、その一番奥には地面に穴を掘って蓋つきの鍋を埋めてあり、水がなみなみと貯められていた。
まりさはそこから小皿3つに水を注ぎ、れいむたちに飲むよう促した。

「そいつを飲んだら早く消えうせるんだぜ。」
「ごーきゅごーきゅ、ちあわちぇ~。」
「ありがちょう。まりしゃはとっちぇもときゃいはだわ。」
「まりさ、ありがとう。でも、こんなにおみず、どうやって?」
「雨水さんを貯めてただけだぜ。当然の備えなんだぜ。
大体どいつもこいつも公園の噴水さんを当てにして、お水を貯めてないからひどい目にあうんだぜ。
あんなの人間さんの気持ち一つで簡単にお水が出なくなるんだぜ。
冬の前にご飯を貯めてないのと同じなんだぜ。」
「ゆぅ。れいむたちがわるかったんだね。」



「おとーしゃん。」
「何なんだぜ。」
「なんであのれいむたちにはおみじゅあげちゃの?ぜったいほかのゆっくりにあげちゃだめだっていっちぇちゃのに。」
「お前のお母さんに似てたんだぜ。」
「?」
「何でもないんだぜ。今日も暑いからおうちの中でゆっくりしてるんだぜ。」


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




それにしてもあのまりさとのであいはいろいろとべんきょうになったよ。
おうちのことも、おみずのことも。
これからはごはんだけじゃなくておみずさんもためておくよ。
おうちももっともっとゆっくりできるおうちにするよ。

だが現実は、そのような未来の計画を実行する以前にまだまだ努力が必要だと言っている。
まりさから水をもらって多少は持ち直したが、れいむたちが生き延びるにはもっと多くの、
できればおうちに持ち帰れるくらいの量の水が欲しいところである。
そうこう考えているうち、いつの間にかれいむ一家は小川にかかった橋を渡っていた。

「かわしゃんだにぇ。」
「あんにゃにおみじゅしゃんあるのににぇ。」
「ゆぅ、しょうがないよ。れいむたちじゃとどかないよ。」

しかし、やはりあきらめきれないのか、
れいむたちはしっかり護岸工事がおこなわれている、落ちたら二度とはい上がれないであろう川を少しの間眺めていた。
あまりきれいとは言えない川。よくみてみると、なにやら丸いものがぷかぷかと浮いていた。

「「ゆ?」」
「おっ、おちびちゃんたちみちゃだめぇぇえ!」

浮いていたのはゆっくりだった。しかも、その数は一匹や二匹ではない。
10・・・20・・・50・・・100・・・1000・・・

「「「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」」」
「ゆ゛ぁぁぁああああ!やじゃあああああ!やじゃやじゃやじゃぁぁぁああああ!」

その光景はれいむたちの未来を暗示するかのよう。
渇きに耐えられず飛び込んだゆっくり達の餡子によって、川は茶紫色に染め上げられていた。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



すっかり生気を失った赤ゆ達をおくちに入れてれいむが向かった先は、
れいむが知る限り最後の水場、隣町の小学校だった。
小学校なら屋外にも水飲み場が当然設置されている。
とはいえれいむは蛇口をひねるという超高等技術を持っていないため、
花壇の水撒きやら掃除やらの際にバケツやホース、じょうろの中に残った水が狙いである。

だが、残念ながらそのような道具が今時放置されているはずもなく、れいむの目論見は外れた。
代わりに、そこには一匹のまりさがいた。
先ほどの険しい表情をしつつも、知性と優しさをどこかに持ち合わせていたまりさとは異なり、
ニタニタ笑うその表情から明らかにゲスの雰囲気を示している。

「みずさんがほしいのかだぜぇ?」
「ゆっ!くれるの?」
「こっぷいっぱいで1すっきりでいいのぜ。」
「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉおおお!?」

そのとき、まりさは水飲み場の蛇口を口で器用に、れいむに見えないようにひねって水を出した。

「す、すごいよ~。まりさはにんげんさんとおなじことができるのぉ?」
「そうなんだぜぇ。だからちゃんとみずさんはくれてやるんだぜぇ。」
「でもすきなゆっくりいがいとすっきりなんて・・・」
「べつにいやならいいんだぜ。でも、のぞまぬすっきりーとおちびちゃんのいのちとどっちをえらぶのかだぜぇ。」
「ゆぅ。」

れいむは揺れた。だが、実のところれいむのファーストすっきり―はレイパーとのものだ。
貞操云々など今さら赤ちゃんの命と引き換えに守るほどのものではない。
なによりこのまりさは、ゲスではあっても水道から無限に水を生み出せる能力を持っている。
れいむの目から見たら、後光が差す救いの天使そのものだった。

「まりさとのあかちゃんならばしんぱいするなだぜぇ。まりさはひにっんはてなれたものなんだぜぇ。」
「ゆっ、わかったよ。れいむですっきりーして、おみずをちょうだいね!」

「「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ、」」

「おきゃーしゃん、なにやっちぇるのー!」
「やめちぇね!そんなのときゃいはじゃにゃいわ!」
「ゆっへっへっへぇ。よ~くみておくんだぜぇ。
おまえたちのおかーさんはあかちゃんたちにおみずをあげたくて、からだをうってるんだぜぇ。」
「やめちぇにぇ!れいみゅたちはゆっくちぎゃまんしゅるよ!おみじゅしゃんにゃんちぇいりゃないよ!」
「やめで~!おちびぢゃんたちのまえではずっぎりじないで~。」
「ゆっへっへぇ。そんなこといって、おみずをほしいなんてのはいいわけなんだぜぇ。
ほんとはれいむもうれたからだをもてあましてるんだぜぇ、
じぶんからこし(笑)ふってよがってるくせに、こばんでるふりなんてやめるんだぜぇ!」

「むほぉぉおおおお!すっき」「教育の聖域で不謹慎なことをするな。」ボスッ!

「ゆぎゃぁぁっぁああああ」

すっきりの直前に背後からケリを入れられたまりさは、ゴロゴロと転がり水飲み場の角に顔面をぶつけて失神した。
そこには、『用務員』と書かれた腕章を巻いた、
水や食事に不足したことなど無いのであろう、身綺麗で実にゆっくりしたゆうかりん(胴付き)が立っていた。

「なにずるんだぜえぇぇぇええ!」
「最近学校の備品やお水が勝手に使われてるんだけど、あなたがやったの?」
「ゆゆっ!まりさはこのみずのみばにあったものいがいは、なんにもふれてないんだぜぇ。おそとのものはみんなのものなんだぜぇ。」
「ここも学校の敷地内よ。まりさ、肥料になりたい?それとも肥料をつくりたい?」
「ひりょうになりたくはないんだぜぇぇええ!つくるのをてつだわせてほしいんだぜぇ!」

ゆうかりんは校庭の隅っこにあるコンポストに目をやった後、まりさをバケツに放り込んでれいむに話しかけた。

「れいむも体を売ってお水を手にいれようなんて下品な真似はやめなさい。
こどもたちも泣いてるわよ。そんな方法で手に入れたお水でこどもたちがゆっくりできると思うの?」
「・・・けないでね。」
「?」
「ふざけたこといわないでねっ!れいむがからだをうったからなんだっていうの!?
れいむはおちびちゃんたちとゆっくりするためならなんだってするよ!
れいむがまりさにからだをさしだすだけで、これからもまいにちおみずさんがてにはいるはずだったんだよ。
おちびちゃんのからだもきれいきれいしてあげられるんだよ。それはとってもゆっくりできることなんだよ。
おみずさんがあったらまちのみんなもとってもゆっくりできてたはずなんだよ。
おみずさんがいくらでものめるゆうかりんはしったふうなこといわないでね・・・。」

セリフの最後の方はくぐもった涙声だった。
れいむの剣幕に、ゆうかりんだけではなくバケツに放り込まれていたまりさまでもが唖然としている。

一方れいむの方もたまりにたまった怒り、苦しみ、諸々の激情を吐き出しきった後で、自分の失敗を後悔していた。
ゆうかりんは飼いゆっくり。
飼いゆっくりに敵意を向ける=人間さんに損害を与える=親子共に駆除。
すでにれいむは自分の命をあきらめ、どうやって赤ちゃんだけでも逃がすかということを考えていた。

ゆうかりんはれいむにその場で待つよう言い、校舎内に入って行った。
れいむは逃げない。本気になった人間から逃げることなど不可能だ。
少しでも心証を良くするために従順にふるまおう。

「これ、持って行って。」
戻ってきたゆうかりんは人間を連れては来ず、代わりに水を満タンに入れた牛乳ビンを持っていた。
「ゆぅ?」
「ひどいこと言ってごめんなさい。
私も教育者のはしくれだというのに、必死で生きてるれいむの思いを汚すようなことをいっちゃったわ。」

所詮は用務員ならぬ用務ゆっくりであるのだが、ゆうかりん的には教育者のはしくれということらしい。

「ゆぅ、いいの?」
「誤解しないでね。これは謝罪。他のゆっくりたちみんなにお水をあげてたりしたら、私もここを追い出されちゃうから。あなたたちだけ。」
「「ありがちょうにぇ。ゆうかおにぇーちゃん。」」
「お水がどうしても必要になったときはまた来て。あなたたちの分くらいなら何とかなるから。」


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



れいむたちがおうちに戻ったときには、もう日も暮れかけていた。
赤ありすも赤れいむも、姉妹が一匹減ったおうちを寂しく思いながらも、
お水をはった小皿の中で久しぶりの水浴びにはしゃいでいる。
親れいむはさっそく拾ってきた小鍋をおうちの隅に埋めていた。
まりさにならい、次に雨が降ったときは水が貯められるようにするためだった。

「たいようさん、あまぐもさん。あしたはゆっくりしていってね。」

今日は多くの幸運と、多くのゆっくりに助けられて生き延びることができた。
だが、赤ちゃんは一匹永遠にゆっくりしてしまい、他の二匹も綱渡りだった。
片道数時間の学校にいるゆうかりんに、毎日頼りっぱなしともいかない。
自分がしっかりしなくては、と決意を新たにした親れいむは、
日が暮れて多少は過ごしやすくなったおうちの中で、すーやすーやの準備をはじめた。






ちなみに天気予報ではこれから三日、今日以上の快晴と猛暑が続くとのことである。





anko137.png


ゆっくりいじめSS・イラスト ※残虐描写注意!コメント(2)トラックバック(0)|

≪前の記事 まりちゃヨットスクール
≫次の記事 バーナー焼き

コメント

3562:

「「「ゆっぐじざぜでぇぇぇぇえええええ!!!」」」

は?ww

2013/01/08 12:34 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
3615:brandoxcipqhxzvj@gmail.com

あと1年は頑張って欲しかったけど、辞めて正解だったかもね。

2013/01/09 12:53 | オメガコピー #FsKnfsoU URL [ 編集 ]

コメントの投稿

名前
題名
メールアドレス
URL
コメント

パスワード
Secret
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

ブログ TOP