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2394:虐待用まりちゃのふつうのゆん生

2013/03/14 (Thu) 07:00
まりちゃは夢を見ていた。遠い昔からその餡子に刻まれていた原初の夢。

「おちょうしゃん、おきゃあしゃん、ゆっくちしていっちぇね!!!」

「ゆぅ~ん、おちびちゃんはとってもゆっくりできるね!!ほら、おちびちゃん、す~りす~りだよ!!!」

「ゆゆぅ~ん。おきゃあしゃん、しゅ~りしゅ~り。」

「おちびはほんとうにゆっくりできるゆっくりなのぜ!!しょうらいは、りっぱなえいゆんになるにちがいないのぜ!!ほら、おとうさんもす~りす~りしてあげるのぜ!」

「ゆわ~い!まりちゃ、ゆっくちうれちいのじぇ!しゅ~りしゅ~り。」

三匹のゆっくりの家族が幸せ暮らしていた。両親であるれいむとまりさは、その子供であるまりちゃに惜しむ事なく愛情を注ぐ。
まりちゃもそんな両親の愛情を余すことなく全身で感じでいた。す~りす~りが愛情の現われと言うわけではなく、それは愛情を表す手段の一つに過ぎなくとも、三匹は愛を感じられる。
相手の想いが自分の心に伝わってきていたから。相手をゆっくりさせてあげたい、幸せにしてあげたい、そして愛し愛されたい。そんな気持ちが伝わってきていたから。

三匹の幸せな生活は続いた。
まりちゃはおうちの前でお父さんと一緒に追いかけっこをして遊んだ。手加減して走る父に、絶対に負けまいと必死に走るまりちゃ。
やがてまりちゃの体が父の体にぶつかる。反動でよろけてしまった我が子を、まりさはそっと揉み上げで支えてあげる。少しして、まりちゃの顔がパァっと明るくなる。

「やったのじぇ!まりちゃ、おちょーしゃんにかっちゃのじぇええええ!!!」

まりちゃは嬉しさでその場でピョンピョンと飛び跳ねる。
やっぱりおちびはすごいのぜ!と、まりさはまりちゃの頭を揉み上げで優しくなでなでしてあげる。
まりちゃはそれがとても嬉しくて、何だか餡子の奥がこそばゆくなって、でもそれを何て表現したらいいか分からないから、ゆっくちー!なんて叫んでみた。
まりさもそんな我が子の気持ちが分かるからなのかニッコリ微笑んで、

「おちびがゆっくりできると、まりさもすっっっごくゆっくりできるのぜ!」

と言ってあげた。まりちゃはそれが堪らなく嬉しかった。


まりちゃは空を見上げていた。雲一つ無く延々と続いている、青く、大きく、明るい空を。
かけっこで疲れてしまったまりちゃは父の帽子のつばに乗せてもらい『たかいたかい』をしてもらっている最中だった。

「ゆん!!まりちゃ、おおぞらのしはいしゃになっちゃのじぇ!!」

眉毛を吊り上げ、目をキリッとさせて父の帽子の上で得意げに踏ん反り返るまりちゃ。
まりちゃは、他のまりさ種同様自分がこの世で最強だと信じていた。そして、その想いにゆっくりとしての誇りと尊厳を賭けていた。
自分なら、この大空をも支配し歴史に残る伝説の『えいゆん』になれると信じ力強い目で空を見つめる。空は、揉み上げを伸ばせば掴めてしまいそうなほど近くに感じた。

「まりさぁ!おちびちゃぁん!!ゆっくりごはんさんができたよ!!!」

おうちの中から、お母さんが自分達を呼ぶ声が聞こえる。まりちゃは突然お腹の中がカラになったような気がして切なく感じた。

「まりちゃ、ごはんさんをゆっくちたべちゃいのじぇ!!」

まりさに帽子から降ろしてもらったまりちゃは急いでおうちの中に駆け込んだ。両親が作ってくれた、とても大きくてゆっくりできるおうち。
このおうちの中に居るときは、例えこの世が滅びるような事になっても絶対に生きていられるとさえ思えた。

そんなおうちの中に入ると、れいむがまりちゃを出迎えてくれた。れいむはまりちゃの体をぺ~ろぺ~ろして綺麗にしてあげる。
まりちゃは、母に甘えたいという想いもあったのだが、早くごはんさんを食べたいという気持ちのほうが強くてつい嫌そうな顔をしてしまう。
でも、ようやくれいむに開放してもらうとそれはそれで少し寂しいような気持ちもした。

「それじゃあおちびちゃん、ゆっくりごはんさんをむ~しゃむ~しゃしようね!!」

「ゆ、ゆわあああああああ~~しゅごいのじぇえええええええええ!!!!」

まりちゃの前に現れたのは沢山のあまあま。食べても食べても食べきれないんじゃないかと思うほどのあまあまの山。
そんなご馳走を前にして、まりちゃの目は爛々と輝く。

「これ、まりちゃがじぇ~んぶたべてもいいのじぇ?!!!」

「もちろんだよおちびちゃん!これはおちびちゃんのためによういしたんだからね!!」

「そうなのぜ!おちびはえんりょうせずにいっぱいたべて、い~っぱいしあわせ~すればいいのぜ!!」

それを聞いてまりちゃは更に目を輝かせる。まりちゃは堪えられずあまあまに飛びついた。

「む~ちゃむ~ちゃ・・・ち、ち、ちあわちぇ~~~~!!!!」

まりちゃはあまあまのあまりのおいしさについ大声で叫んでしまう。そのせいで口の中のあまあまが少し飛び出てしまうが気にしない。
何せあまあまはまだ沢山残ってるのだ。ちょっとくらい無くなったって気にしない。そうだ、まりちゃのゆん生はこの先もずっとゆっくりに満ち溢れているんだ。

ずっと、ずっと、ずっと・・・・。






突然まりちゃの目の前が真っ暗になる。それと同時にふわふわと浮いていた意識が頭の中に引き戻された感じがした。

ここはどこなのじぇ?あみゃあみゃしゃんはどこなのじぇ・・・?

まりちゃはそっと目を開ける。目の前には先程まで見ていたのとは全く違う、慣れ親しんだ景色が見えてきた。

・・・ゆめだったのじぇ・・・?

まりちゃはさっき見ていたものが夢だったのだと徐々に気づき始めた。でも、さっきまで見ていた光景がまだ脳の片隅にこびり付いていて、
もしかしたらまだあまあまの味がするかもしれないと思って口の中でクチャクチャと何かを咀嚼するふりをしてみた。
あまあまの味はしなかった。その代わり、ヂクリと口の中に何かが突き刺さるような痛みが走った。
まりちゃは数日前口内で爆竹を爆発させられたのを思い出して口を動かすのを止めた。

どうちて・・・。

どうして夢から覚めてしまったのだろう?あのままずっとあの夢の中で暮らしていたかったのに。
あのまま夢の中で暮らせるのなら、もう永遠に目覚めなくたって良かった。痛みと苦しみしかないこの現実から、一刻も早く逃げたかった。

まりちゃは今日生まれて初めて夢を見た。普段のまりちゃの体は、痛めつけられボロボロにされた体を治す為に夢を見るほどの余裕は無かった。
だが、今日はまりちゃの飼い主である鬼威山が疲れて帰ってきたためにまりちゃへの虐待は軽いもので済んでいた。
そこでまりちゃの体は夢の中だけでもゆっくりを求めてまりちゃにあんな夢を見せたのだった。

ただ、その夢はまりちゃを余計に悲しい気持ちにさせた。
もう殆ど忘れかけていたゆっくりを求める感情。そのまま忘れてしまえばまだ幾分か幸せだったのに、夢のせいでまた思い出してしまった。
まりちゃの頭の中に、自分のこれまでの生活が少しずつ浮かび上がってきた。

まりちゃが生まれた日は、鞭で叩かれ続けた。怒って『ぷくー!』をしても鬼威山はまりちゃを叩き続けた。泣いて謝ってどれだけ痛いと訴えても止めてくれなかった。
全身に画鋲を突き刺されて一日中放置されたこともあった。針の先端で何時間にも亘って目玉を引っかかれたこともあった。
あにゃるに沢山の返しが付いたギザギザの棒を入れられ、少し時間を置いて体内の餡子が棒にこびり付いた所を一気に引き抜かれた事もあった。あれ以来、うんうんをするのが凄く痛くなってしまった。
ご飯は一日の終わりに少しだけの生ゴミしか貰えない。もっと欲しいとか、あまあまが食べたいって言うと鞭で何度も叩かれた。
まりちゃに与えられたおうちは、本当に小さいスペースしかない透明の壁の中だった。箱の外のおうちはとても大きいのに、まりちゃは一度だって自由にさせてもらえなかった。
他には・・・

もう思い出したくなかった。

まりちゃはゆっくりと上を見上げる。まりちゃが入れられた小さな透明な箱から、かろうじて窓越しに空を見上げることができた。
真っ暗な色を浮かべている空の中から幾つもの星が光を放っている。その中心で月が一際綺麗に輝いていた。
まりちゃは月の綺麗な光が欲しくって揉み上げを伸ばそうと思ったけど、所詮無駄なことだと直ぐに諦めた。

もう眠ろう。そう思ってまりちゃは静かに目を閉じた。まりちゃが入れられた透明な箱は本当に小さくて、半歩程も歩くことの出来ないスペースは眠ろうとしているまりちゃに妙な圧迫感を与えた。
それに、冬を実感させる冷たい空気は布一枚与えられないまりちゃの皮を冷やしてきてとても寝心地が悪かった。

おちょぉしゃん・・・・おきゃぁしゃん・・・・。

まりちゃは静かに涙を零した。寒さでその身を震わすたびに、自分は一人ぼっちだという事を実感させられ孤独に胸を締め付けられた。
そしてまりちゃは生まれてから一度もあったことの無い両親に思いを馳せた。せめてもう一度夢を見たい。あの幸せな夢をもう一度だけ・・・と。

まりちゃの意識は、やがてまどろみの中に溶け込んでいった。その暗闇の中に、あの幸せな景色は浮かんでこなかった。




次にまりちゃの意識が体に戻ったのはゆっくりできない足音と振動を肌で感じたときだった。
その足音は何度も聞いた事がある。まりちゃが生まれてからずっと、欠かすことなくまりちゃの皮を揺らし餡子にトラウマを植えつけた音。

やがて、古びたドアが切なげな音を立てながら開く。その向こうから、嬉しそうな顔をした鬼威山が入り込んできた。
その顔を見たまりちゃの餡子の中で恐怖が爆発的に広がっていく。これから痛い目にあうのだという恐怖が耐え切れないほどにまりちゃを掻き乱す。

いやだ、やめて、たすけて、もういたいのはいやだ、だれかここからだして、おとーさんおかーさんたすけて
そんな思いが餡子の中を駆け巡って、まりちゃは少しでも鬼威山から離れようと箱の隅に寄ってガタガタと震えた。

部屋に入ってきた鬼威山は一つの棚の方に向かって歩き出した。ここは鬼威山が集めた虐待道具を置く部屋で、彼はどこに何があるのか熟知していた。
鬼威山は棚の上に置いてある一つの鞭を手に取る。彼のお気に入りの道具の一つだった。
ゆっくりの教育用という名目で作られたその鞭は、脆弱なゆっくりの皮を破かないようにする為に鞭の表面に非常に柔らかい素材を敷き詰めていた。
人間相手に使うなら全力で叩いても大した痛みは与えられないだろうが、ゆっくり相手に使うならそれは本物の鞭のように機能した。
教育よりも、虐待に使う方にはるかに需要があるそうだ。実際これでゆっくりを叩いて教育してるうちに虐待派に目覚めた人も少なくないらしい。

男の手がまりちゃの揉み上げを摘む持ち上げる。まりちゃは揉み上げが根元から引っこ抜かれる痛みを感じたが、それ以上に鬼威山への恐怖が強くて必死に体を揺らして逃げようとする。

「ゆぴいいいいいいいいいいいいいい!!!!いやじゃいやじゃいやじゃあああああああああああ!!!!!!」

お尻を『もるんもるん』と振り回しながら、涙と唾を撒き散らし必死に叫ぶまりちゃ。

「たじゅげでええええええええええええええ!!!ばりぢゃぼうむぢざんはいやなのじぇええええええええええええええええええ!!!!!」

「そんなに降りたいなら降ろしてやるよ。そら。」

男はまりちゃの揉み上げを摘んでいた親指と人差し指をパッと離す。まりちゃはお空を飛んでるみたい、なんて言う暇も無く床に叩きつけられる。

「ゆべぇっ!!!!!」

床に叩きつけられたまりちゃはその衝撃と痛みに身をよじり何度も咳き込んだ。腹部を強く圧迫する、腹の中の物を全部ぶちまけてしまいそうな痛みに歯を食いしばり必死に耐えている。

「いぢゃいのじぇ・・・ゆっぐぢ・・・できにゃい・・・。おじぇがい・・・だじゅげじぇ・・・。」

まりちゃの必死に助けを求める声も、男が振り下ろした鞭が空気を弾く音の前に砕け散った。

スパンッ!!!
「ゆびゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
鞭で皮膚を叩かれるあまりの痛さにまりちゃは金切り声の様な鋭い悲鳴を上げる。しかし、その声も再び鞭がまりちゃを叩いた音に掻き消される。
スパンッ!!!
「ゆぢゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
叩かれた箇所に、まるでその部分にある毛穴一つ一つに太い針を深々と突き刺されたかのような鋭利な痛みが走る。
スパンッ!!!
「いぢゃいいいいいいいいいい!!!!ぼうやべちぇええええええええええええ!!!!」
スパンッ!!!
「いぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!」
男の振り下ろす鞭が、容赦なくまりちゃの皮を叩きつける。まりちゃはあまりの痛みに気絶することすらできない。鞭がまりちゃの体を叩く度、その体に赤い印を残していく。
スパンッ!!!
「いぢゃいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!いぢゃいよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
まりちゃの悲痛な叫び声は、男の虐待心を刺激するだけだった。



それから数分経った。
鞭で叩かれ続けたまりちゃは、呼吸をするのすら苦しそうに断片的に息を吸ったり吐いたりしている。

「まさか、これで終わりだなんて思ってないよな?」

男が足でまりちゃを小突く。それだけでまりちゃは短い叫び声を上げる。鞭で叩かれたその体は、その小さな刺激でさへ激痛に変えてしまう。

「いやじゃぁ・・・・・。まりぢゃ、ぼういぢゃいのはいやなのじぇぇ・・・・。」

まりちゃは這いつくばり必死に男から逃げようとした。突き出したお尻を『もるんもるん』と振り回しながら、ナメクジより遅く這いずる。

普段は丸型をしているゆっくりも、その柔らかい体ゆえかこうやって這いずる時やの~びの~びをする時、うんうんをする時などは醜いなすび型に変形する。
そして、そのなすび型になった時に突き出した部分、つまりあんよ、まむまむ、あにゃる等を含む部分を振り回す事がよくあった。
お尻と言うよりは人間で言うところの下半身に例えた方が正しいのかもしれないが、お尻と言った方が何となく分かりやすいからそう呼ばれているのかもしれない。

男はそんなまりちゃを握って掴み上げる。まりちゃは痛みと恐怖で泣き叫び男の手の中で暴れまわった。男の手からはみ出したお尻を『もるんもるん』と振りながら。

「前から思ってたんだけどよ、お前らゆっくりのこのケツを振る動きってかなりうざいよな。」

鬼威山の声はまりちゃの耳にも届いていた。だからと言ってまりちゃにはその動きを止める事は出来なかった。この尻を振る動作は、ゆっくりにとっては本能的な動きの一種なのかもしれない。

「潰すか。」

男が静かに呟いた。考えてからの男の行動は早かった。
棚の中から小型の万力を取り出しテーブルの上に置くと、男の手からはみ出て『もるんもるん』と振られているまりちゃのお尻を万力で挟み込んだ。
そして、抜け出せないように万力で少しだけ締め付ける。ミチミチという音を立ててまりちゃのお尻が少し潰されたところで男は一旦手を休めた。

「ゆぴぃぃぃぃぃ!いぢゃいいいいいいいい!!!!なんなのじぇこりぇぇぇぇ!!!!ゆっくちできにゃいいいいいいいいいい!!!!」

まりちゃは万力から逃げ出そうと必死にもがく。だが、いくら小型と言え3kg近くある万力をゆっくりがどうこう出来るはずが無い。
男は笑いながら万力のハンドルをゆっくりと回し始める。それと同時に、まりちゃのお尻を挟んだ二つの鉄塊が少しずつその距離を縮めていく。

「いぢゃいいいいいいいいいいいいい!!!!!なにごれめっぢゃいぢゃいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」

まりちゃは揉み上げで万力をペシペシと叩き、何とか逃げようと背伸びをするような格好で必死にもがいている。
その目からは激痛ゆえに常に涙を垂れ流しており、時々目をきつく結んで必死に痛みに耐えようとしていた。

「ぼうやべちぇえええええええええ!!!!!まりぢゃの、まりぢゃのお゛じりざんとあ゛んよ゛ざんがちゅぶれちゃうのじぇえええええええええええええ!!!!!」

足とケツだけで済めば良いがな、と鬼威山が呟く。
まだちょっとしか潰れてないまりちゃのお尻は表面の部分しか痛みを感じていないが、このまま続ければどうなるだろうと意地の悪い笑みを鬼威山は浮かべていた。
万力は止まることなくまりちゃのお尻を潰していく。まりちゃのあにゃるからは下痢状のクソがビチャビチャと排出されまむまむからはしーしーが噴出していた。

「ゆぎゃあああああああああ!!!なんなのじぇごりぇえええええええええええ!!!!!!いぢゃいのじぇえええええ!!!!じぇんぶいぢゃいのじぇええええええええ!!!!
お゛じりざんもあ゛んよ゛ざんもまむ゛まむ゛ざんもあ゛にゃ゛るざんもじぇんぶいぢゃいのぢぇええええええええええええ!!!!!」

まりちゃは目を飛び出さんばかりに見開いて叫び声を上げている。あまりの激痛に、まりちゃの思考はすでに停止していてそれしか出来なかった。
まりちゃのお尻は既に以前のような丸型では無くなっていた。薄く延ばされたそれは、今川焼きの失敗作みたいになっていた。皮は所々破れ餡子がドロドロと流れて出ている。

「いぢゃいいいいいいいいいいいいいい!!!!ぼうやじゃああああああああああ!!!!じんじゃうのじぇええええええ!!!!ばりぢゃじんじゃうのじぇえええええええええ!!!!!」

死ねるなら、一体まりちゃはどれ程幸せだろうか。元々まりちゃの体はいつ非ゆっくり症にかかってもおかしくないような状態だった。
それに加え今行われてる虐待の激痛により、本来ならとっくのとんまに非ゆっくり症になっているはずなのだ。
それでもまりちゃが死ねないのは、鬼威山がまりちゃに非ゆっくり症対策の薬を打っていたのともう一つ、まりちゃには一つの夢があった。

「おぢょおざああああああああああああん!!!おがあざああああああああああああああん!!!!!だじゅげじぇえええええええええええええ!!!!!!
ばりぢゃ!ばりぢゃはごごにいるのじぇえええええええええ!!!!!じゅっとまっぢぇるのじぇええええええええええ!!!!!!
おでがいじゃから!おでがいだからばりじゃをだじゅげてほじいのじぇえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!」

まりちゃの夢は、父と母と会って一緒にゆっくりすることだった。文字通り、夢にまで見た父と母との幸せな生活。
ゆっくりが孤独に弱いということは今や周知の事実である。そして、生まれてからずっと一人ぼっちだったまりちゃはずっとずっと父と母に出会う事を望み続けてきた。
今はどれだけゆっくりできなくたって、きっとお父さんとお母さんがまりちゃを救い出してくれる。そして、絶対に一緒にゆっくりするんだと、それだけがまりちゃの願いだった。
その為だけに、まりちゃは今まで必死に生き続けてきたのだ。その想いが、今味わっている凄まじい激痛と昨日見た夢によって膨れ上がった寂しさの為に初めて口をついた。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!いぢゃいのじぇえええええええええええええええええええ!!!!!!!
だじゅげで!!!だじゅげでだじゅげでだじゅげでえええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!おぢょおじゃああああああああああああん!!!
だじゅげでええええええええええええええ!!!!おぎゃあじゃああああああああああああああん!!!!!まりぢゃもうごんなにいぢゃいのいやなのじぇええええええええええええ!!!!!」

万力での挟みこみは、もうすぐ終わりを告げようとしていた。お尻に詰まっていた行き場の無い餡子は皮を突き破って辺りに飛び散っていく。
鬼威山はその様子を目を輝かせながら見ている。もっとじっくり楽しもうと思っていたのに、ついハンドルを回す手を早めてしまう。

「いぢゃいいいいいいいいいいいい!!!!!!いぢゃいいぢゃいいぢゃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」

鬼威山の手は躊躇無く取っ手を回していく。クルリと軽快に回して。クルリ、クルリ、クルリと。

「ゆがっ!」

やがて鬼威山の手の動きがガクンと止まる。それと同時にまりちゃは短い悲鳴を上げ背筋を伸ばした姿勢でピクピクと痙攣する。万力がまりちゃのお尻を完全に潰した。

まりちゃの顔は真っ青に染まり、真上に90度程回転した生気の含まれていない目はさながら昇天寸前という感じだった。口からは涎を垂れ流していたが、悲鳴はもう出てこなかった。
気絶できればまだ楽なのだろうが、ゆっくりの精神力はその肉体のあまりの脆弱さに反し異常なまでに強すぎた。

「・・・ゆがっ・・・!・・・・ゆぴっ・・・!・・・いぢゃ・・・い・・・・。」

鬼威山がハンドルを今までと逆の方向に回していくと、まりちゃのお尻を挟んでいた二つの鉄塊はその距離を広げていく。
潰され引き伸ばされた皮の一部は万力にピッタリと張り付いてしまい、万力が開くと同時にまりちゃの体からぺりぺりと剥がされてゆく。
まりちゃはそれが痛いようで断片的な悲鳴を上げていた。

やがて、まりちゃのお尻を挟んだ鉄塊がまりちゃ全体の幅より広くなる。まりちゃは抵抗する事無く落ちてく。
潰された部分を下にして落下したためか着地と同時に呻き声を上げる。

まりちゃのお尻と言うか下半身と言うかはとにかく酷い状態だった。
皮はペラペラに薄くなり、破裂した箇所から餡子が少量噴出しているその様はボロ雑巾より汚らしく、口の下から急激に体が薄くなったその造型は何とも気持ちが悪い。
こんな状態でも痛覚はしっかり残ってると言うのだからゆっくりの体の作りには毎度驚かされる。

鬼威山はそんなまりちゃのお尻だった皮を掴むとペリペリと引き千切っていく。

「いぎゃいぃぃぃ・・・・!!もう、やめじぇぇ・・・・・。」

意地の悪いことに、最早痛みでバカ騒ぎする事のできないまりちゃをもっと苦しめようと少しずつ、少しずつ千切っていく。

やがて、まりちゃのペラペラになったお尻は鬼威山によって全部千切られてしまった。
傷口も潰れているのでそこからは餡子が少しだけ漏れているだけなのだが、鬼威山は念のためにと小型の冷蔵庫から小麦粉を溶かした水を取り出し筆でまりちゃの傷口に塗りつけていく。
まりちゃの傷口はどんどん塞がれていく。たったこれだけで傷が治るというのだからゆっくりの再生能力というのは凄いものだ。
もっとも、その能力の引き換えがこの脆弱な体と愚かな思考回路なのだとしたらあまりにも大きすぎる代償だが。

傷が治ったまりちゃは少しは痛みから解放されたのか、改めて自分の下半身に意識を向けることができ、そしてそこに何も無い事に涙を零した。

「ゆぐ・・・ゆえぇぇぇん・・・・。まりちゃの・・・まりちゃのあんよさんが・・・。まむまむさんも、あにゃるさんもなくなっちゃったのじぇ・・・。
もう、ぴょんぴょんさんもできないのじぇ・・・・。うんうんさんもできにゃいのじぇぇぇぇ・・・・。まりちゃ、どうやってゆっくちしゅればいいのじぇぇ・・・。」

もう殆ど塞がった傷口を揉み上げでさすり、時折揉み上げで地面をペチペチと叩き悲しみを表現するまりちゃ。
鬼威山はそんなまりちゃの揉み上げにイラつき、まりちゃを左手で掴み上げると右手で揉み上げを摘み引っ張っていく。揉み上げの根元からミチミチと言う音が聞こえてきた。

「いぢゃいいいいい!!!もうやめじぇええええええ!!!!!まりじゃがらぼうごれいじょうゆっぐぢをとらにゃいでほじいのじぇぇえええええええ!!!!!!」

まりちゃは揉み上げを鬼威山の手から逃そうと必死に動かすが、鬼威山には指の間で蟻が動いてる程度にしか感じない。
もう無くなってしまったお尻が振り回されることは無く、鬼威山はその事に妙にスッキリとした感覚を覚えた。

ブチッ

「いぎゃあああああああああああああああああ!!!!!もみあげしゃんぎがあああああああああああああああああ!!!!!!ばりじゃのゆっくちしたもみあげしゃんがああああああああ!!!!」

揉み上げは意外とあっさり抜けた。普段から鬼威山がまりちゃの揉み上げを摘んでまりちゃを持ち上げていたからかもしれない。

「かえすのじぇええええええええええええええええ!!!!!!ばりぢゃのもみあげさんをかえすのじぇえええええええええええ!!!!!」

自分の体のあちこちを奪われたまりちゃは遂に鬼威山に突っかかった。鬼威山はまりちゃが初めて見せる好戦的な目つきを鼻で笑うとまりちゃを床に落とした。
ゆげぇ!!と言いながらまりちゃは地面に叩きつけられる。それでもまりちゃはあんよの無い体で何とか体勢を整え腹這いになると再び鬼威山を睨み付ける。

だが、その目つきも鬼威山が鞭を持つや否や直ぐに怯えた表情に変わった。

「ご、ごべ、ごべんなじゃいいいいいいいいいいい!!!!ばりじゃがわるかったのじぇえええええええ!!!!にんげんさまにさからってずいばぜんんんんんん!!!
おで、おでがいでずがらぼうむぢさんはやめてほしいのじぇええええええええええええええええええええええええええ!!!!」

まりちゃは地面に額を擦り付け、土下座と言うより土下寝の体勢で鬼威山の許しを請う。自分がどういう状況に居るのか思い出したらしい。
だが、鬼威山は容赦なくまりちゃの後頭部に鞭を振り下ろす。まりちゃは痛みで目の前がチカチカしたが、すぐに自分の頭部の異常に気がついた。帽子が落っこちてしまっていたのだ。

「ゆああああああああああ!!!ばりぢゃのおぼうちしゃんがあああああああああ!!!!もどってくるのじぇえええ!!!
おぼうちしゃんはゆっくちしないじぇまりちゃのあちゃまにもどっちぇくるのじぇえええええええ!!!!!!」

まりちゃは目の前に落ちている帽子を自分の頭に戻そうと必死にもがく。だが、あんよも無く揉み上げも千切られたまりちゃに何が出来ようか。
もっとも、まりちゃにはその事を理解する頭も無いし例え理解しても諦めるような度量は無い。何せお帽子が無ければゆっくりはゆっくりすることが出来ない。
理由は分からないが、とにかくゆっくりはそういう風にできている。

だが、鬼威山がまりちゃに少しのゆっくりも与えてくれるはずがないのもまた分かりきった事。鬼威山はまりちゃの帽子を執拗なまでに踏みつけグシャグシャにしていく。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!ばりぢゃのおぼうししゃああああああああああああああああん!!!!!
やめてくださいなのじぇえええええええええええええええええええ!!!!!そのおぼうしゃんは、ばりぢゃのどっでもだいせつなぼのなんですうううううううう!!!!」

勿論、まりちゃに言われるまでも無く鬼威山はゆっくりにとってのお飾りの重要性をとても理解していた。だからまりちゃの言葉を無視しお帽子を何度も踏みつけていく。

「あ・・・あぁ・・・・・まりちゃの・・・・まりちゃのおぼうしさんがぁ・・・・・。とってもゆっくちした・・・まりちゃのおぼうしさん・・・・。」

自分の大切な帽子が目の前でボロボロにされていく悔しさと喪失感に、まりちゃはただ呆然としていた。

やがて鬼威山が足を上げると、そこにはグシャグシャに丸められたボロ雑巾の様な黒い布切れがあった。
まりちゃは最初それが何なのかわからなかったが、丸まった布切れが元の形に戻ろうと動いているのを見てそれが自分のお帽子なのだと気づき、俯いて泣き始めた。

鬼威山はまりちゃとお帽子を小さな透明な箱の中に戻すとドアを開けたまま部屋を出た。後ろからは、まりちゃが何とかして帽子を被ろうとしている声に混じって、父と母に助けを求める声が聞こえてくる。
その声を聞いて、鬼威山は堪えきれず底意地の悪い笑みを浮かべた。






倉庫の出入り口として作られたドアが甲高い音を立てながら開いていく。鬼威山の祖父の代から使われてきたこの家は、広さこそあるものの所々が傷み、人を不安にさせる音を頻繁に発した。
ドアの先からは埃が混じった湿っぽい空気が漂ってきたが、そんな事を気にする様子も無く、鬼威山は暗闇の中からあっさりと電灯のスイッチを見つけ出した。まだ昼だというのに倉庫の中は真っ暗闇だ。
倉庫の中には沢山の物が置かれていたが、その全てが不要物であるが為にしまわれた物だというのは誰の目にも明らかであった。

そんな倉庫の一角に、他とはどこか雰囲気の違う物が二つ置いてあった。それは二匹の成体ゆっくりが入れられた透明な箱で、その中身はれいむとまりさだった。
二匹には別々の透明な箱が用意されていたが、その大きさは二匹には軽い身じろぎ程度しかできない大きさだった。それらはまりちゃとまりちゃが入れられた透明な箱の大きさと同じような比率だった。

二匹は電気が付いた事に気づくと静かに倉庫の入り口の方に目をやった。二匹の頬はゲッソリと痩せこけ目の周りには深い窪みが出来ていた。長いこと何も食べていない事が伺える。
二匹の口が少し動いているのが見えるが、蓋を閉められた透明な箱越しでは何も聞こえてこない。
鬼威山は二匹の元に歩いて行くと蓋を開けた。

「おでがいじばず・・・・。ごはんざんをぐだざい・・・・。」

「ばりざだぢ・・・・おなかがずいでじんじゃいぞうなんでず・・・・。おでがいじばず・・・。もうも゛んぐはいいばぜんがら・・・・。おでがいじばず・・・。」

酷くしわがれた声で鬼威山を呼びながら、二匹は殆ど身動きできない空間の中で土下座の体勢を取ろうとしていた。
鬼威山はその二匹の頭に生ゴミをぶちまける。本来ならば耐えられない恥辱であろうが、二匹は別に気にする様子も無く必死の形相で生ゴミに喰らい付いた。

さて、これから先の事を話す前にまずこの二匹の事を簡単に書かして頂きたい。

このれいむとまりさは、何を隠そうまりちゃの両親のゆっくりである。
この二匹が鬼威山と出会った経緯は至って簡単であり、至極単純なものであった。三週間ほど前の秋が深まり始めた頃、玄関の前でこの二匹が家を明け渡せと要求してきたのだ。
その時はまだまりちゃは生まれておらず、れいむの額に姉妹である実れいむ二匹と一緒にぶらさがっていた。

季節がら他のゆっくりは冬に備えて餌の貯蓄を始めている頃であり、また、この時期に実ゆっくりを頭から生やしている事から考えられるように
二匹は無計画に子供を作り食い物が足りなくなったという理由で人間の家を奪いに来たのだった。
その事は鬼威山も最初この二匹を見たとき大方の予想を付けていた。後に確認の意味を込めて二匹に聞いたが、予想は概ね当たっていた。
一つ修正するならば、子供ができてしまったのは寒さで体を擦り付けあっていたら興奮してしまいそのままの勢いですっきりー!をしてしまったかららしい。

二匹にテンプレ的ゲス発言を浴びせかけられた鬼威山はれいむの頭から茎をもぎ取り目の前で実れいむを潰した。
残った実まりさはこれから虐待用として育てると告げ家の中に連れ去った。その後家から出てきた鬼威山の手には実まりさの代わりに鞭が握られていた。
鬼威山は二匹をサッカーボールの様に蹴りながら倉庫の中にぶち込むと、二匹が叫べなくなるまで鞭で叩き続けた。
二匹はすっかり大人しくなり、鬼威山に土下座やら命乞いを繰り返した。

その後、鬼威山は二匹を透明な箱の中に入れた。今現在も二匹が閉じ込められ続けている箱だ。
ゆっくりがギリギリ入るスペースしかないこの透明な箱は、加工所が作った赤ゆ、子ゆ、成ゆがそろぞれギリギリ入る箱三点セット税込み980円のお得商品。
ゆっくりの持ち運びの際などにあまりスペースを取らないようにとの名目で開発されたこの箱は、長い間閉じ込め続ければ圧迫感と閉鎖感による精神的苦痛をゆっくりに与えられると評判だった。
この箱に入れられるとまともに体を伸ばすことが出来ず常に少し屈んだ様な状態になる為、非常に息苦しい感覚に陥り寝る時でさえゆっくりする事が出来なくなるらしい。

そんな箱に二匹を閉じ込めた鬼威山は家に戻るとまりちゃの付いた茎を『ゆっくり用成長促進剤』を混ぜた砂糖水に漬け、まりちゃを産ませた。
そして、まりちゃが産まれたその瞬間から毎日のように虐待を行った。れいむとまりさがくる数日前に虐待用のゆっくりを殺していたので丁度良いとの事だった。

さて、鬼威山がまりちゃを虐待している間れいむとまりさはどうしていたのかと言うと、二匹には直接的な暴力の類は一切行われていなかった。
二匹に行っていたのは精神的虐待。二匹はまともに体を伸ばすことさえ叶わぬ空間に閉じ込められ、真っ暗闇の中、透明な箱の防音加工の為互いに喋ることも出来ずにただ長い時間を過ごしていた。
とてつもないまでの精神的な苦痛を一度に味わわされるわけではなく、じっくりと長い時間をかけて少しずつ精神を削られていくのはとんでもない苦痛だった。

そして一週間後、鬼威山は二匹の元を訪れ空腹に苦しんでいる二匹の頭に持ってきた生ゴミをぶちまけた。それが悔しかったのか、二匹は鬼威山を少し睨む様にしながらもすぐに生ゴミにかぶりついた。
生ゴミを食い終わった二匹は先程の鬼威山の行動と貰った生ゴミの量が少なかったことに憤りを感じ鬼威山に突っかかった。
鬼威山はまるでそれが予定調和であるかのように素早く二匹の顔面に数的のラー油を垂らした。
二匹の乾いた肌は砂漠の砂のようにラー油を吸収してゆき、二匹は激痛のあまり陸に打ち上げられた魚みたいに狭い箱の中でビタビタとのた打ち回った。

二匹が苦しむさまを楽しんで見ていた鬼威山は、二匹が落ち着きを取り戻すと静かに話しかけた。
その内容は、二匹の態度が気に入らないから次に生ゴミを持ってくるのを来週から再来週に延期するというもので、
3以上の数が分からない二匹には今まで閉じ込めてた時間を更にもう一回上乗せすると言った感じに説明した。
当然二匹はその内容に反発し許しを請うた。そんなに長くこんな所に居たら死んでしまう。せめてこの壁の中から出して欲しいと。

確かに、通常の生物であれば餓死したり精神がおかしくなるような状況ではあるがそこはゆっくり。
一ヶ月程度何も口にしなくたって体を酷使しない限りは餓死することは無いし、ほんのちょっぴりだけでも希望を残しておいてやればどんなに辛い状況でも精神がおかしくなることは無い。

鬼威山は泣きながら助けを求める二匹の顔を見ながら静かに透明な箱の蓋を閉じていく。蓋と箱の隙間が小さくなるにつれてどんどん焦っていく二匹の顔を楽しそうに眺めながら。
そのまま蓋を完全に締め切ると鬼威山は足早に倉庫から出て行った。


そして二週間が経ち、再び倉庫に訪れたのが現在の状況である。

「ごはんざんを、ゆっぐぢありがとうございました・・・。」

鬼威山が与えた生ゴミを数十秒で平らげたれいむは深々と頭を下げた。まりさもそれに習って頭を下げる。

元々鬼威山はこの二匹に対して何をしようという気は無かった。虐待用のゆっくりでも適当に産ませた後処分すれば良いだろう程度にしか。
しかし、先程まりちゃが父と母に助けを求めているのを聞き一つのアイデアを思いついた。まりちゃの実父と実母であるこの二匹にしかできない事を。

「なぁお前ら。」

鬼威山が二匹に話しかける。二匹はピクリとその身を震わせた。

「お前らの子供に会いたくないか?」

ゆ?と言いながら二匹は反射的に顔を上げ鬼威山を見つめる。その表情には疑念と困惑、そして強い期待が込められていた。

「会いたいのか会いたくないのかどっちなんだ。」

鬼威山が面倒くさそうに再び問いかけると、二匹は慌てて返事をした。

「あ、あいたいよ!れいむおちびちゃんにあわせてほしいよ!!」

「まりさもあいたいのぜ!!おちびといっしょにゆっくりしたいのぜ!!」

生ゴミに含まれていた水気のお陰か、二匹の声は先程より随分と聞きやすくなっていた。

「よし、じゃあこれからお前らを子供に合わせてやるよ。」

鬼威山の言葉に二匹の表情はみるみる明るくなり、互いに(かろうじてではあるが)目を合わせ嬉しそうに笑っていた。

「やったよ!おちびちゃんにあえるんだよ!」

れいむがそんな事を言うと、まりさもそうなのぜ!と明るく返事をした

「それにしても、お前らそんなに子供に会いたいのか。」

鬼威山が二匹が気付けるような声量で呟く。
嬉しさに満ちていた二匹はそんな鬼威山の呟きにも素早く反応した。

「あたりまえだよ!ゆっくりにとって、おちびちゃんっていうのはさいっっっこうにゆっくりできるものなんだよ!!!」

「おちびがいれば、まりさたちはとってもゆっくりできるのぜ!!!」

二匹は本当に嬉しそうにそう言った。

「へぇ・・・。じゃあお前らを子供に会わせてやる前に少し質問するが、そもそもお前らがそんなにゆっくりできない目にあってるのは誰のせいだ?」

「ゆ、そんなの・・・。」

すぐに返事をしようとしたれいむは慌てて口を閉じた。変なことを言えばまた酷い目に合わされると思ったらしい。

「いいよ、今は正直に言っても。あんまりにもゆっくりできない事を言ったらシバくけど。」

ゆっくりの性格上ここで「人間のせい」と言うのはほぼ確実ではあるし、鬼威山もその事を理解していたので対応は早かった。
鬼威山の言葉にれいむとまりさはおずおずと口を開いた。

「に、にんげんさんがれいむたちにゆっくりできないことをしたんだよ・・・。」

「そ、そうなのぜ。まりさたちはにんげんさんのせいでゆっくりできないめにあったのぜ。」

れいむとまりさはできるだけ鬼威山の機嫌を損ねないように、それでも自分達を苦しみを訴えようとした。

「いや、それは違う。お前たちが俺の家にやってこなければ俺とお前たちは出会わなかったろ。つまり、お前たちが俺の家にさえ来なければ、
ましてや俺に家をよこせ何て言わなければ、俺がお前達を虐待をすることはなかったんだ。そう考えると、悪いのは誰だ?」

「で、でも!れいむたちだってむれをおいだされていくばしょがなかったんだよ!」

「そうなのぜ!たしかにおうちさんをうばおうとしたのはまりさたちがわるかったけど、まりさたちだってそうしなきゃしんじゃってたのぜ!!」

二匹は自分達の正当性を必死に訴えた。
ただ、家を奪おうとした自分たちが悪かったと認められたあたりから察するに、箱に閉じ込められていた間に少しは物事を考える力が付いたのかもしれない。
他に何もすることがなくただ延々と何かを考え続けていたせいなのかもしれない。

「確かに、群れを追い出されたお前達にはそうするしかなかったかもしれない。じゃあそもそも群れを追い出された原因は何だ?」

「そ、それは・・・。れいむたちがおちびちゃんをつくっちゃったから・・・。」

「じゃあもしそのおちびちゃんが産まれて来なかったら?」

「もちおちびがうまれなかったら・・・まりさたちはむらからおいだされなくって・・・。ゆ?」

「追い出されなくて、何だ?」

「・・・おいだされなくって・・・、にんげんさんのいえにいくこともなくって・・・、こんなつらいめにあわなくてすんで・・・!」

まりさの表情がどんどんと変わっていく。嬉しそうな表情から、険しい表情へと。

「そ、そうだよ!おちびちゃんだよ!おちびちゃんさへうまれてこなかったら、れいむたちはこんなめにあわなくてすんだんだよ!!!」

れいむも何かに気付いたようでとっさに大声を上げた。その顔には怒りがありありと浮かんでいる。

「そうなのぜ!!!おちびさえ、おちびさえいなければまりさたちはこんなめにあわずにすんだのぜえええええええええ!!!!!」

まりさも怒りで叫び声を上げる。二匹は、今まで受けてきた苦痛を紛らわす為の絶好の的を見つけたようだった。
これまでの精神的虐待による苦痛がどれだけ二匹にストレスを溜め込んだかは言うまでもないが、そのストレスを発散できると知ったときの感情の昂ぶりは尋常では無かった。
二匹はまるで、我が子の事を親の敵の様に罵しり出した。二匹にはもう、まりちゃのことを大好きな我が子とは思っていない。
鬼威山の家を奪おうとした行為を「自分達が悪い」と考えている二匹には、その人間を責めて気を紛らわす事はできなかった。
しかし、自分達が苦しむ原因となったと考えているまりちゃは、二匹にとって最高のストレスの捌け口となった。

その様子を見て鬼威山は笑った。事が思い通りに進んだ嬉しさと、これから始まる事への期待を込めて。

「それじゃあ今からお前らを子供のところに運ぶからな。」

鬼威山は笑いそうになるのを隠しながらそう言うと、二匹の入った透明な箱に蓋をして、その透明な箱を木で出来た台の上に乗せた。
更にその上に黒い布を被せ二匹を外部から完全に隠すようにしする。そして台を持ち、二匹を家の中へと運んでいった。





「ゆぐ・・・。えっぐ・・・。おちょうしゃん・・・・おかあしゃん・・・・。ひっぐ・・・。たしゅけてぇ・・・・。ゆっぐ・・・。」

鬼威山が居なくなった部屋で、まりちゃは一人静かに泣いていた。
帽子は何とか自分の頭に乗せることはできたが、グシャグシャになってしまったせいで形が変わってしまい、上手く被ることができず、なんだかとても気持ちが悪かった。
揉み上げで直そうにもその揉み上げが無く、まりちゃは半分しか被れてない、いつ落ちてもおかしくない帽子に気を使いながらとても沈んだ気持ちになっていた。

「よおまりちゃ!元気にしてたか。」

開けっ放しになっていたドアから台を抱えて入ってきた鬼威山がまりちゃに声をかける。
その声にまりちゃはゆぴぃ!と反応し仰け反った。その反動で帽子の位置がずれてしまい、慌てて頭を壁に擦り付け何とか帽子の位置を戻す。
ゆふぅ・・・、と安心したところで脅威はまだ去ってない事を思い出し咄嗟に身構えた。

「今日はまりちゃのためにとっておきの物を用意してきたんだ。」

鬼威山は同じ高さの机を用意し片方にまりちゃを、もう片方に二匹の入った台を互いに互いが見えるように置いた。

「あんまりもったいぶるのは好きじゃないからすぐに中の物を見せてあげるよ、まりちゃちゃん。ああ、安心して。別に今から見せるのは痛いものじゃないから。」

鬼威山はとても楽しそうにそう言っていたが、まりちゃには恐怖でしかなかった。

「それじゃあいくよ。3、2、1、ハイ!」

鬼威山は勢いよく黒い布を取り払った。そして、その中にあったものが目に入った瞬間、まりちゃは驚愕した。

「お・・・おちょうしゃん・・・!おきゃあしゃん・・・!!!」

まりちゃの表情が一瞬で輝いた。絶望の底を延々と這いずり回っていたまりちゃが、今産まれて初めて希望に胸を焼き焦がされた。
そこに居たのは、確かにまりちゃの両親だった。今まで一度も会ったことは無くとも、餡子に受け継がれてきた記憶だけは決して忘れまいとしていたまりちゃにはそれがすぐに解かった。
二匹ともまりちゃと同じように透明な箱の中にいるのだが、そんな事が気にならないほどまりちゃは喜びに打ち震えていた。
まりちゃの餡子の中では幸福な未来が広がっていた。あのクソ人間をぶちのめし、まりちゃを助け出してくれる両親。そして、その両親と一緒に幸せな生活をおくるまりちゃ。
まりちゃは幸せで幸せで堪らなかった。幸せの余り、言葉を出すのすら忘れてしまっていた。

目の前の両親も、すぐにまりちゃに気付いたようだった。まりちゃの事を見ると一気に顔つきが険しくなる。きっと自分をこんなめにあわせた人間に怒っているのだろう。
両親が自分の為に怒ってくれる。それだけでまりちゃは幸せだった。

両親は口を開き何か大声で怒鳴っているようだった。何て言っているかは聞き取れないが、表情からして人間を怒鳴りつけているのだろう。
両親が自分の為に戦ってくれる。それだけでまりちゃは幸せだった。

「よしまりちゃ、今からこの二匹が入っている箱の蓋を取るからね。そうすれば、こいつらが何て言ってるか聞こえるし、まりちゃの声もこいつらに聞こえるよ。それじゃあ・・・ハイ!」

鬼威山は二匹の入った箱の蓋を勢いよく取った。鬼威山の言ってたことをかろうじて聞いていたまりちゃはすぐに両親に話しかけようとした。
おちょおしゃん!おきゃあしゃん!ゆっくちしていっちぇね!!と。まりちゃがずっと両親に言いたかった最高の挨拶を。
そして、その挨拶が今まさに口から飛び出そうとしたその瞬間

「このクソガキがああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

「じね!!じね!!!おまえなんかゆっぐりじないでざっざどじぬのぜええええええええええええええええええええええ!!!!!」

まりちゃの動きが止まる。フリーズしてしまったかのようにピタリと。

「おまえざえ!!おまえざえうばれでごなげればれいむだぢはああああああああああああああああああああああ!!!!」

「おまえのせいなのぜ!!!ぜんぶ!ぜんぶおまえのせいだあああああああああああああああ!!!!!」

まりちゃは現状が理解できないでいた。しかし、もしかしたらグチャグチャになってしまった帽子と、潰された下半身のせいで自分の事が理解できないのかもと思いすぐに話しかけた。

「お、おちょおしゃん!!おきゃあしゃん!!!まりちゃだよ!!おちょおしゃんとおかあしゃんのこどもの、まりちゃだよ!!!!」

まりちゃは必死に両親に語りかける。

「ぞんなごどみればわがるでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

「このクソチビがああああああああああああ!!!!!じぬのぜええええええ!!!!ゆっぐりじないでざっざとじねえええええええええええええ!!!!」

「ゆ・・・・ゆぇ・・・?」

まりちゃの顔色がどんどん悪くなっていく。

「ま、まりちゃ!!まりちゃなのじぇ!!!!まりちゃ、じゅっとおちょおしゃんとおきゃあしゃんにあいたっくちぇ・・・!いっちょに、いたくっちぇ・・・!!
まりちゃ・・・まりちゃは・・・じゅっと・・・!!」

「それがどうじだっていうんだああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

「こっちはおまえみたいなクソチビなんかといっしょにいたくないのぜえええええええええええええええ!!!!!」

まりちゃの目からは涙がポロポロと溢れ出し始めてきていた。状況を理解できたらしい。
しかし、頭では理解できても心では理解したくないらしく、必死に両親に愛されようと言葉を紡いだ。

「な・・・なんぢぇなのじぇ・・・。まりちゃ・・・おちょおしゃんとおきゃあしゃんといっちょに・・・いっちょにゆっくちしたくて・・・。」

「なにいってるのおおおおおおおおおおおおお?????!!!!!!おまえみたいなクソガキといっしょにゆっくりできるわけないでしょおおおおおおおおおお!!!!!」

「みのほどをわきまえるのぜクソチビがああああああああああああああああ!!!!おまえみたいなクソチビなんてまりさたちはいらないのぜええええええええええ!!!!」

「まりちゃ・・・ゆっくちちたいよ・・・。いっちょに・・・ゆっくち・・・。」

「おまえみたいなゴミクズはゆっくりしなくていいからとっととしねこのクソガキがあああああああああああああああああああ!!!!!!」

「おまえなんか・・・・!!!おまえなんかうまれてこなければよかったのぜえええええええええええええええええええええええ!!!!!」

「し・・・しょんにゃの・・・。しょんにゃのって・・・。」

まりちゃの目からこれでもかと言わんばかりに大粒の涙が溢れ出した。

「いやなのじぇえええええええええ!!!まりちゃ、おちょおしゃんとおきゃあしゃんといっしょにゆっぐぢしちゃのじぇええええええええええええ!!!」

「なけばすむとでもおもってんのがあああああああああああああああああ!!!!!!」

「じねえええええええええええええ!!!いますぐしんでわびるのぜえええええええええええええええええ!!!!!」

「いやなのじぇええええええええええええ!!!!いっじょにゆっぐぢじようよおおおおおおおおおお!!!!ゆっぐぢ、ゆっぐぢいいいいいいいいいいい!!!!!」

「だれがおまえなんがどいっしょにゆっくりするかああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

「おまえみだいなクソチビはひとりでくるしんでしぬのぜええええええええええええええええええええええええええ!!!!」

「いやじゃよおおおおおおおおお!!!にゃんじぇ、にゃんじぇえええええええええええええええ!!!!」

「おまえみたいなクソガキはうまれてきたことじたいがつみなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

「うまれてくるなあああああああああああああああ!!!!いますぐしんでもうにどとうまれかわってぐるなああああああああああああああああ!!!!」

「ゆびゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

まりちゃはもう泣き喚くしかなかった。大好きだった、想い続けてきた両親に存在を否定されたまりちゃは、ただ泣き続けるだけだった。




それから5分ほどたった。

「ゆぜぇ・・・ゆぜぇ・・・・じねぇ・・・いますぐじねぇ・・・・。」

「そうなのぜぇ・・・・。はやくしんでしまえなのぜぇ・・・・。」

二匹はまりちゃを罵倒し続けたせいで息も絶え絶えになっていた。

まりちゃはと言うとただ黙ってボーっと遠くを見つめていた。最早涙も、そして心も枯れ果てていた。

パンッ、と乾いた音が辺りに響いた。鬼威山が手を叩いた音のようだ。

「それじゃあ二匹とも、まりちゃとのお話は済んだかな。じゃあ、戻るとしようか。」

鬼威山は箱の蓋を二つ持って二匹に近づいていった。

「最後に、我が子に対して何か言うことはあるかい?」

鬼威山の言葉を聞き、二匹は大きく息を吸い込むと

「おまえなんがれいむたぢのこどもじゃなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

「おまえなんがまりさたぢのこどもじゃないんだぜええええええええええええええええ!!!」

と、声を揃えた叫んだ。
まりちゃは、相変わらず遠くを見つめていたが。

鬼威山は二匹の入ってる透明な箱に蓋をすると台を持ち上げて部屋を後にした。
去り際に、まりちゃに対してまた来るからと言ったが、まりちゃは無反応だった。






そして鬼威山は二匹を持って倉庫に戻ってきた。
二匹を元置いてあった場所に戻すと、箱の蓋を開け、二匹に話しかけた。

「どうだった?我が子との対面は。」

「ゆん!あんなの、れいむたちのこどもじゃないよ!」

「そうなのぜ!まりさたちをゆっくりさせなくするようなやつは、まりさたちのこどもでもなんでもないのぜ!」

二匹は見るからに疲労していたが、それでもどこか満足気だった。

「へぇ・・・。でもさ、お前ら本当にあのまりちゃが悪いと思ってんの?」

「ゆ!あたりまえだよ!さっきにんげんさんといっしょにかくにんしたよ!!」

「そうなのぜ!あんなクソチビがうまれたから、まりさたちはゆっくりできなくなったのぜ!!!」

「あ、そう。でも実はさ、さっき聞いてなかった質問が一つあるんだよね。」

「「ゆ?」」

二匹は何の事だろうという顔をした。それに対し、鬼威山はニタリと笑った。

「そもそもお前達の子供が出来た原因って何なの?」

「そ、それは・・・。おそとがさむいさむいさんだったから、まりさといっしょにす~りす~りしてたらそのまますっきりー!しちゃって・・・。・・・ゆ?」

れいむは何かに気付いたようだった。そして、まりさもれいむの後を継ぐように顔を蒼くしながら喋りだす。

「あ・・・あぁ・・・!そうなのぜ・・・!お、おちびが・・・おちびができたのは・・・、まりさたちがさむいさむいさんをがまんできなかったからで・・・。
まりさたちがすっきりー!をしなかったら・・・おちびは・・・おちびは・・・。」

「そうだよ。お前達がすっきりをしたから子供が生まれただけで、あいつが産まれた原因はそもそもお前らなんだよ。」

「あ、ああああああああああああああああああ!!!!!!」

れいむとまりさの顔が真っ青になる。
あれだけ自分達を必死に求めていた我が子を、あろう事か自分達の責任を棚上げして責めまくったのだ。それも一度愛した我が子を。
いくらゆっくりとはいえ強い罪悪感を感じるのは当たり前とも言える。

「に、にんげんざああああああああああん!!おちびちゃんに!!!おちびちゃんにもういちどあわせてくださああああああああああいい!!!」

「ダメに決まってんだろバカ。」

「おねがいしますなのぜえええええええええええええええ!!!」

「ダメだっつってんのが聞こえないのか糞饅頭。あと、俺もう二度とここには来ないから。勿論、お前らはずっとその箱の中な。」

鬼威山の言葉を聞いた瞬間、二匹の表情が固まる。いくら餡子脳でも簡単に理解できたようだった。
鬼威山が二度と来ないということは、二匹は餓死するしかない。しかも、延々と精神的な苦痛を味わわされるこの箱の中でまた、今度は二度と開けては貰えない箱の中で。

勿論、鬼威山が二度とこの倉庫に来ないということは無いだろうが、二匹が確実に死んでいると予想される時までは来ないだろう。

「じゃあな糞饅頭ども。」

鬼威山は素早く、力強く蓋を閉めた。二匹が何か言うその前に、二匹の希望を絶った。
そして、足早に倉庫の入り口まで行くと電気を消し、扉を閉めた。扉を閉めるときだけ、じっくりと、二匹の焦燥感を煽る様にして。
やがて、扉が完全に締め切られると、倉庫の中には暗闇と静寂だけが残った。





「・・・・・・。」

鬼威山がまりちゃの居る部屋に帰ってきても、まりちゃは相変わらずただ呆然と遠くを見つめていた。鬼威山が透明な箱を軽く叩いてみても、反応は返ってこない。
別に死んでいるわけでもないようで、呼吸による体の動きなんてまさに生きている者のそれだ。ただ表情や目から生気が感じられ無い。それだけだった。

鬼威山はまりちゃを掴み上げるとそのまま窓から放り投げた。
彼のまりちゃへの興味はもう殆ど無くなっていた。あの状態のまりちゃをこれ以上虐待したところで大した面白みも無いだろう、と。




外に投げられたまりちゃは、地面に打ち付けられた衝撃によって嗚咽を漏らしたが、それ以上は何もしなかった。
硬く冷えた地面に生えていた草木は殆ど枯れ果てており、吹きすさぶ冷たい風はまりちゃの生肌に刺されたような痛みを残していった。

まりちゃは倒れたままにぼーっとどこかを見ていた。寒さや、先程のお尻を潰された時の痛み等は殆ど気にならなくなっていた。
半分しか被れていなかった帽子は先程鬼威山に投げられた時にどっかに行ってしまったらしいが、最早どうでも良かった。

まりちゃ、なんぢぇうまれてきちゃのじぇ・・・?

誰に言うわけでもなくまりちゃは呟く。

・・・ちにたいのじぇ・・・・。

まりちゃはそっと目を閉じた。
神様に、最後の願いを叶えもらえるよう祈りながら。

まりちゃは・・・もう・・・うまれちゃくないのじぇ・・・。



おわり


ゆっくりいじめSS・イラスト ※残虐描写注意!コメント(27)トラックバック(0)|

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コメント

5099:

饅頭如きが贅沢いうなよ

2013/03/14 11:23 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5101:

ゆっくりってゆっくりどうしなら善良でも、いざ人間と話すと人間にたいしてはクソゲスなんだよな。

2013/03/14 13:35 | 超絶善良しか愛でない者 #- URL [ 編集 ]
5103:

れいむ・まりさの最悪コンビに加えて、
むれを追い出され、人間にケンカうるようなクズ親に生まれた時点で
ゆん生詰んでたな。

それにしても、あいかわらず人の家を奪いにきたりと、
害を撒き散らすクズ種だなぁこいつらは。
おかげで虐待には事欠かないけど。

2013/03/14 14:17 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5105:

自分たちが産んだくせにその子供に暴言吐くなんて最低…

2013/03/14 18:45 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5106:

制裁シーンが長くてとってもゆっくりできた

2013/03/14 20:14 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5108:

まりちゃへの暴力と最後のまりちゃの悲しみがとってもゆっくりできるSSですね
子供への愛情よりも自分可愛さに自己正当化することに望みを見出すなんて
アホすぎる両親ですね

2013/03/14 22:19 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5109:

素晴しい! 足を、お下げを、帽子を、そして生きる希望を奪われていく糞ミニ饅頭の描写がとてもゆっくりできました

2013/03/14 23:33 | 名無しさん #X.Av9vec URL [ 編集 ]
5111:

ざまあああああああああ
糞がふざけた夢を見やがって。その思い上がりに対してはあまりにも軽い罰だけど、かんっだいに勘弁してあげるよ!

2013/03/15 06:00 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5114:

久々の虐待シーンがメインのSSだったけど、冗長にならずゆっくりできた
しかし、冒頭のまりちゃの夢の内容なんだけど、どうしてまりさ種は必ずと言っていいほど子供を「英ゆん」扱いして
自尊心を病的にまでに育てるかねえ
これが将来増長して人間さんに喧嘩を売って早死にする原因になってるといつ気づくんだろう?
まあ気づかない方が我々は面白いからいいけどさ

2013/03/15 17:02 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5116:

俺は精神的虐待の方が好きなんで、両親からの罵倒が最高だったねえ。
糞袋はてめえの価値をゆっくりりかいしてね!
でもまりちゃは何度でも生まれて来てね、その度にいじめぬいて殺すから!

2013/03/15 21:02 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5117:吉田きゅんちゅっちゅっしたいぃぃぃぃ!!!11

頭に顔埋めてすーーーーーはーーーーーしたぃいいいいいい(*´д`)ハァハァ
総統のモノペロペロしたいっ☆
鷹の爪団に輪姦されてもいいっ!!

2013/03/15 22:47 | ねきゅー★ #- URL [ 編集 ]
5119:

不必要な前置きも無く虐待も長く濃厚で大変ゆっくりできました
肉体的、精神的苦痛両方味わせててパーフェクト
そして対象はやはり赤~子ゆに限る

2013/03/16 02:32 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5120:

とってもすっきりした虐待だった

2013/03/16 02:35 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5122:

精神的虐待好きとしては、後から親に罪悪感を叩き付けたのがグッドでした
でも「それでもおちびがわるいんだぜ!」にならない辺りゲス度も矯正されてるな
罪悪感を使った精神的虐待には好都合

2013/03/16 02:59 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5129:

>>5119
>不必要な前置きも無く

それすごく共感できるわ
書いてるうちに陶酔しちゃうのか、重要ではないポイントをやたらダラダラ書く作者多いんだよね
まあ素人の、しかもゆ虐なんて最低ジャンルのSSに文句つけるのもアレだけどさ

2013/03/16 12:16 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5253:

万力で尻潰す発想が素晴らしい

2013/03/20 19:50 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
5600:

これはたいへんちゅっきり!できるSSだね!
さくさしゃんはてんさいっ!さんのようだねっ!

2013/04/01 13:12 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
6404:

寝る前に良い物をみれた♡

2013/04/29 01:15 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
9342:

赤ゆを物理で虐待する章と精神的に虐待する章に分かれててお腹いっぱい

2013/07/25 05:32 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
9751:

>>「ゆぐ・・・ゆえぇぇぇん・・・・。まりちゃの・・・まりちゃのあんよさんが・・・。まむまむさんも、あにゃるさんもなくなっちゃったのじぇ・・・。
もう、ぴょんぴょんさんもできないのじぇ・・・・。うんうんさんもできにゃいのじぇぇぇぇ・・・・。まりちゃ、どうやってゆっくちしゅればいいのじぇぇ・・・。」

このせりふが胸に突き刺さったのぜ

2013/08/06 11:37 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
19441:

虐待用糞饅頭がぜいたく言ってるなぁ・・・

ほんとゴミ以下の存在だよな ゆっくりって

2016/04/19 20:41 | 名無しさん #B13mWrCQ URL [ 編集 ]
19449:

ゆっくり、それも赤ゆや子ゆなんて痛めつけられるためにそんざいするようなもんでしょ。
かのゴミ共にはそれに疑問を持つ事すら許されない。

2016/04/27 10:31 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
19464:

ダンボールに敷き詰められてるプチプチの喋るバージョンがゆっくりだと思うの

2016/05/09 22:36 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
19500:

ゆっくりごときが幸せを願うこと自体が分不相応なんだよ

2016/06/19 15:09 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
19568:

※9751
そこは「うんうんするひつようがなくなったのじぇ…!」と赤ゆの知能なら思いそう

2016/08/20 10:47 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
19569:

>まりちゃは突然お腹の中がカラになったような気がして切なく感じた。

この文を読んだ時キリライターの「殻」を思い出したのは俺だけじゃないと思う
つまりこの子まりさは「殻」のわされいむと同等のクズ遺伝子を孕んでいる

2016/08/20 10:50 | 名無しさん #- URL [ 編集 ]
19946:虐待用まりちゃのふつうのゆん生

いいじゃん。子まりさは死ねばいい。

2017/05/26 22:46 | @twotenkaku #- URL [ 編集 ]

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