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4502:高校球児がれいみゅを投げ込む話

2016/11/25 (Fri) 06:00
ジャージ姿の青年が閑静な住宅街でランニングをしていた。
180cmはありそうな大柄でガッチリとした体に坊主頭、若々しい顔付きに細く剃られた眉毛。
彼は所謂「高校球児」って奴だ。
地元の中堅校に自宅から通っており、今日は練習が久々の休みで授業が終わったら一目散に家に帰ったのだが、
いざ帰ってみるとやる事が無かったのでこうして家の回りを走っている所だった。

『うわっ!』

ちょうど角を曲がった所だった。
左足からぐちゃりと音がした。
大きくて柔らかい「何か」を踏んだ青年は転倒してしまった。

『いってー…なんだよ…』

幸い大きな怪我は無く、利き腕ではない左腕に擦り傷を負った程度だったが、「何か」を踏んだ左足のアップシューズとジャージの裾には小豆色のベトベトしたものが大量についてしまった。

路上に落ちていてうっかり踏んでしまう事がある柔らかい物体…といえばふたつある。
ひとつ目は…まあ"うんうん"だろう。
激臭を伴い、踏んだ人間を絶望の底に叩き落とす動物や人間の"うんうん"だ。
そしてもうひとつは…

「ばりざあああああああああああ!どぼじでえええええええええ!」

「おどーしゃあああああああああ!へんじするのじぇえええええ!」

「ゆんやあああ!」

「どうしてこんにゃこちょすりゅ
にょ…?れいみゅゆっくちしちぇるよ…?」

「れーみゅはゆっくちにげるよ!」

「だじぇえええ!だじぇえええ!」

そう"ゆっくり"だ。

青年が踏んだ父まりさは常に事切れており、
周りでは母れいむ、野球ボールサイズの子まりちゃ、子れいみゅ、子れいみゅ、子れいみゅ、ピンポン球サイズの赤まりちゃが泣きわめいている。

『はー最悪…』

そう呟きながら起き上がるとまたランニングに戻ろうとする。
青年は別に愛護派でも虐待派でもない。
まったくといっていいほどゆっくりに興味がない層の人間だ。
転倒して服も汚され確かに腹は立ったが、だからといってわざわざゆっくりに構おうとも思わない。
犬のうんうんを踏んだ人間がわざわざうんうんを制裁しないのと同じだ。

「まってねくそにんげん!」

『あ?』

逃げ去ろうとする青年を慌ててれいむが呼び止める。

「れいむのだーりんをえいえんにゆっくりさせたつみはおもいよ!」

「しゃじゃいとばいしょうのあみゃあみゃをようきゅうするのじぇ!」

「たっくしゃんでいいよ!」

「あとかいゆっくちにしちぇね!すぐじぇいいよ!」

「れいみゅおこりゅときょわいんだよ?ぷきゅーすりゅよ?」

「だじぇ!だじぇ!」

先ほどまで泣き崩れてたゆっくり一家がマシンガンのように要求をしてくる。
さすがに青年もピキッときたようだ。
「はあ」とため息をつくと青年は近くに落ちていた石を拾う。

『うるせえ!』

さすがに汚い野良ゆっくりを触りたくはなかったのだろうか。
石をれいむに向けて投げ込む。
れいむ一家は「ゆひぃ!」と顔をひきつらせながらしーしーをプシャッと漏らす。

しかし石はれいむたちには当たらず、カツンと音を立ててアスファルトの地面に転がった。

『ッチ…』

「ゆゆ…?」

れいむ達は一瞬不思議そうな顔をするとニヤけだす。

「そんないしさんはあたらないよ!れいむったらみかわしじょうずでごめんね!」

「ゆきゃきゃきゃ!とんでもない"のーこん"なのじぇ!」

"ノーコン"
青年はその言葉を聞くと少しうつ向く。

彼のポジションは「ピッチャー」だった。
中学時代はそれなりに有名で、高校でも一年生の秋には背番号10番を貰い二番手投手として活躍した。
そして一年が過ぎ先輩達も引退し、満を持してエースになった二年生の秋の大会の時だった。
突然ストライクが入らなくなってしまったのだ。

これは"イップス"という一種の精神病だ。
簡単に説明するとスポーツにおいて何かの拍子に普段できてた事が出来なくなってしまう事だ。
野球においては投球、送球において思ったように投げられなくなるケースが多い。

青年のイップスは一向に治る気配が無く冬は野手に混ざって練習する機会が多かった。
そして直近の春季大会で貰った背番号は7。レフトを守る選手が着ける背番号だ。
シードこそ獲得したが、準々決勝では投手陣が都内の強豪相手に打ち込まれコールド敗けを喫した。
そして今はもう3年の5月。
来月には組み合わせと背番号が決まり、さらにその翌月には最後の夏が始まる。
ピッチャーを諦めきれない青年はかなり焦っていた。

琴線に触れられ頭に血が登っている青年はノーコン呼ばわりしてきたまりちゃを手で掴む。

「ゆわぁ!おしょらをとんでるみちゃいなのじぇ!」

「れいむのおちびちゃんをきたないてでさわらないでね!」

壁に叩きつけてやる。
青年がそう思った時の事だった。

『なんだこの感覚…』

野球ボールサイズのまりちゃはびっくりすくらい掴みやすく、手にしっかりとフィットした。
それだけではない。
中にはギッシリと餡子が詰まっているゆっくりは意外と重い。
硬さこそ段違いだが、それを握った感覚は硬式球にかなり近いものがあった。

「ちゅぶれりゅ!ちゅぶれりゅううう!」

「れいむのおちびちゃんにひどいことしないでね!」

青年は手で握っているまりちゃを見つめる。

『たまには…いいよな』

青年はそう呟くと近くにあったおうちらしきダンボールにれいむ達を入れて帰路についた。



青年の家は一軒家で、細長い庭にはかつて父親が作ってくれたマウンドがある。
18.44メートル先にはホームベースが置いてあり、そのすぐ後ろにはネットが設置されている。
中学の頃まではよく使っていたが、高校に入ってからは投げすぎるなと監督に言われ使う機会がなくなった。

「はやくこのきたないはこからだしてね!ぐずはきらいだよ!」

さっきまで住んでたであろうおうち(笑)を汚い箱扱いする母れいむ。
ギャーギャー騒がしいので青年は一旦れいむ達をダンボールから出して庭に置く。

「ゆわぁ、れいむかいゆっくりだよぉ」

「おちょーしゃのことはわすれないのじぇ…」

「ここをれいみゅのゆっくちぷれいしゅにしゅるよ!」

「きょきょがあいどるれいみゅのおうちしゃん…?」

「はやくあみゃあみゃをもっちぇこい!」

勝手に勘違いしているれいむ達はちょろちょろとうれしーしーを流しながら感動している。
持ち帰る際に雑に扱ったせいで赤まりちゃは母れいむの下敷きになってしまったが彼女らはそんな事もう覚えていなかった。

青年はスマートフォンで何やら調べ物をしている。

『火を使うのは危いな…』

そう呟くと倉庫から前使ってた金属スパイクを取り出した。
金属スパイクとはその名の通りスパイクの刃の部分に金属を使用しているスパイクシューズだ。
薄く鋭いその刃は大地に突き刺さりしっかり蹴れる反面、スライディングの際に人に当たると怪我をさせてしまう恐れもある。

青年はスパイクの片足を右手に掴みれいむ達の所へ向かう。

「くそどれい!はやくれいむをおうちにいれてね!」

青年はれいむを左手で掴みあげると逆さにして地面に押さえつける。
れいむは苦しそうにじたばたと暴れる。

「なにじでるのおおおおおお!?れいむをゆっくりさせなきゃだめでしょおおおおおお!?」

そして青年は右手に持った金属スパイクの裏側をれいむのあんよに当てると大根おろしのようにガリガリと削り始めた。

「れいむのかもしかのようなあんよさんがあああああああああ!」

れいむは激痛のあまりちょろちょろととしーしーを漏らす。
逆さにされてるので自ゆんのしーしーがれいむの顔に垂れてくる。

「ぐっざああああああああ!ぐさいしいだいいいいいいいいいいい!」

「やめるのじぇええええ!おきゃーしゃんいたがってるのじぇええええええ!」

「げすなくしょどりぇいにはぷきゅーじゃよ!ぷきゅー!」

「どうちてこんなこちょすりゅにょ…?れいみゅはゆっくちしちゃいんだよ…?」

ガリガリと削られていくれいむのあんよ。
青年は夢中になりすぎてしまい、れいむのまむまむまで削ってしまった。

「くそにんげんもよくじょうさせるれいむのうつくしいまむまむがああああああああ!」

『やべっ…やりすぎたか…?』

青年は手を止める。
もうれいむのあんよは穴だらけだが、幸い餡子が大量にこぼれてくるような事はなかった。

「れいむもうおちびちゃんうめないよぉ…ゆんやあ…」

「まりちゃがぺーりょぺーりょするのじぇ…ぺーりょぺーりょ」

「いだいいいいいいいいいいい!おぢびじゃんやべてねええええ!」

れいむが嘆いているうちに青年は次の準備に取りかかる。
青年は一度家の中に戻ると、小さな折り畳み机を持ってきてホームベースの上に設置した。
机の高さは青年の股くらいで小さい机にしては高めだ。

青年はれいむの餡子が漏れないように慎重に机の上まで運ぶ。

「ゆひぃ!」

『そこでじっとしてろよ。まあ歩けないだろうが』

青年は念入りにストレッチをすると先程のスパイクを履き左手にグローブを身に着けた。
そして硬式球で軽く壁とキャッチボールをした後一番上のまりちゃを握りマウンドに立つ。

「いまならゆるしてやるのじぇ…やめるのじぇ…」

監督も諦め気味だったのか、最近は練習ですらマウンドに上がる事がなかった。
久しぶりの感覚だ。
ホームにキャッチャーこそいないが、変わりにれいむが泣きわめいている。

「はやぐだすげろぐぞどれいいいいい!」

青年は深呼吸して力を抜く。
今握っているのはボールではなくゆっくりだ。
あまり力んでしまったら潰してしまう。

青年はノーワインドアップで小さくテイクバックを取ると、
180cmの身長から腕を振り下ろしまりちゃを放った。

「じぇ!」

時速140キロ近い速さで、かつ高速で縦回転をしながら風を切るまりちゃ。
こんな状況ではお得意の「おそらをとんでるみたい」を言う余裕もないし、仮に喋れても言い切る前に餡子の染みになるだろう。

まりちゃは机の縁にぶつかると机を少し揺らして粉々に砕けちった。
その光景はれいむの視界にもはっきりと入っていた。

「れいむのかわいいおぢびちゃんがあああああああああ!」

『おしい!』

青年から笑みが溢れる。
的から外しはしたが、あのコースならストライクだ。
今までワンバウンドか高めに外れる球しか投げられなかった青年は確かな手応えを掴んだ。



青年が次に選んだのはのはぼわっとした揉み上げが特徴的なわされいみゅだ。
ホームではれいむが「おねがいです!おぢびちゃんだけはゆるじでくだざい!」などと叫んでいるが特に気にしなかった。
青年は手で掴んだわされいみゅを見つめる。

「やめちぇね…?れいみゅにひどいこちょしにゃいでにぇ…?」

れいみゅは震えながら涙を目に浮かべ青年に訴えかける。
青年はこの時、まりちゃの時は感じなかった感情がビキビキと沸き上がってきた。

『もみあげは邪魔だな』

青年はれいみゅのわさっわさのもみ上げを指で摘まむと思いっきり引っこ抜く。

「ゆんやあああああああああ!れいみゅのわしゃわしゃのもみあげしゃんがああああ!」

れいみゅはまむまむからプシャッとしーしーを漏らすと残った片方のもみあげをわさわさとさせながらピーピーと泣きわめく。
青年はゾクゾクと体を震わせながら少しニヤける。

『やばい…楽しい…』

青年はこの時自分がまりちゃ派ではなくれいみゅ派である事を悟った。

もう一本のもみあげを早急に抜くと青年はまたマウンドで投球姿勢に入る。

「ぼうやべでえええええええ!」

れいむは恐怖に怯えている。
一球目は青年が何をするのかわからず、一瞬の出来事だったので恐怖心に駆られる暇などなかったが二回目の今回はわかる。
青年はれいむを睨むと小さくテイクバックをとる。


"このれいみゅを全力で母れいむの顔面にぶつけたい"


青年はその一心で長身から腕を降り下ろす。
れいみゅは時速140キロを越えるスピードで空中を高速回転する。

「おしょ!」


「ゆがあああああああああああああ!」

れいみゅは吸い込まれるようにれいむの顔面の真ん中に衝突した。
ぶつかった衝撃と、ぶっ飛んで机から落ちた事により2ゆ共無事永遠にゆっくりした。

2球連続で入ったストライクに青年は希望を見出だした。



翌日
青年は学校を休んだ。
理由はイップスから抜け出す"希望"を見出だしたからだ。
しかし部活だけ休むのは気が引けたし周りの目もあったので学校ごと休む事にしたのだ。
当然母親には怒られたが、事情を説明したら野球好きの父親が許してくれた。

青年は街で片っ端から野球ボールサイズの子れいみゅを集めた。
ゆっくりショップにも出向いてワゴンの中にいた野球ボールサイズの子れいむを全て買い漁った。
店員には何か察したかのような目線で見られたが…
そして今青年が抱えているダンボールの中には汚い野良から綺麗なショップ産まで、さまざまな子れいみゅがぎっしり入っている。

「「れいみゅはおうたをうちゃうよ!」」
「「ちゅぶれりゅ!ちゅぶれりゅ!」」
「「れいみゅはうんうんすりゅよ!」」
「「ぐっじゃいいいい!うんうんぐっじゃいよおおお!」」

見る人によっては卒倒しそうなある種の地獄絵図が広がっている。
青年はビキビキと青筋を立てると早速準備に取り掛かる。

用意したのは野球用のティースタンドだ。
ホームベース型の土台にゴムでできた筒が上向きで設置されていて、筒の上には硬式球が置けるようになっている。
高さはある程度自由に調整できるようになっており、本来は一人でティーバッティングをする為に使用する道具だ。

次に青年は適当に捕まえてきた成体まりさを用意する。

「な、なにするきなんだぜ…?」

まりさの片目には縦に傷が入っており、帽子も年季が入っている。
特徴的なだぜ口調にゆっくりにしては目付きも鋭い。
所謂「あうとろーまりさ」って奴だった。
あうとろーまりさは人間との力量差を自覚してひっそり生きていたが、運悪く青年に捕まってしまった。

青年はティースタンドを膝元くらいの高さに設定すると、あうとろーまりさのあにゃるにティースタンドの先が入るように押し込む。

「やめるんだぜえええええ!そこはうんうんをだすあななんだぜええええ!」

ティースタンドの筒は結構太いのだが、力で無理矢理押し込みまりさと合体させた。
青年はティースタンドの筒がちょうどベースの端になるように設置する。
あうとろーまりさは右打者の外角低めに位置する場所にセットされた。

「どぼじでまりざがごんなめに…」

あうとろーまりさの嘆きを無視し、青年は早速れいみゅを1ゆん掴みとる。

「ゆぴい…」

掴みとったれいみゅは静かに寝ていた。
青年にとってはその寝顔すらも腹立たしかった。
一旦深呼吸をして力を抜いてからから青年は投球モーションに入った。

外角低めいっぱいのところ。
あそこに投げられるようになれば完全復活はかなり近い。
青年は外角低めで待ち構えるあうとろーまりさ目掛けて腕を降り下ろす。

そしてれいみゅは吸い込まれるようにあうとろーまりさに直撃した。

「いっだいんだぜえええええ!もうやべるんだぜええええ!」

長年の狩のお陰で皮が厚くなってたあうとろーまりさは一撃では永遠にゆっくりしなかったが、皮が薄いれいみゅは破裂してしまった。

『や、やった…!』

青年は思わずガッツポーズをした。



青年はこの後もれいみゅを投げ続けた。
5球ごとに左打者の外角低め、右打者の外角低めを入れ換えると共に、的のゆっくりも5球耐えたら解放し新しい的を探しに出掛けた。
青年にとってはれいみゅ以外のゆっくりを殺すのは少し罪悪感があったらしい。
まあ解放された所であのあにゃるじゃまともに生き残れる筈はないが…。

投げたれいみゅは悉く的に吸い込まれた。
これは青年が覚醒したというよりは、ゆっくりによる思い込みの力が大きい。
投げたモノが的確にゆっくりに直撃したり、逆にゆっくりを投げたらゆっくりにとって都合の悪い所に飛んでいったりするのはよくある話だ。
この青年のようにゆっくりにモノを投げたのに外れてバカにされる…なんて展開はなかなかお目にかかれない。
まあゆっくりは最強だと思い込みながらも自ゆんにとって悪い方に運が傾くのは不思議で仕方がないが…



青年は38球目、最後のれいみゅを掴みとる。

「れいみゅおなきゃぺーこぺーこじゃよ…?あまあましゃんもってきちぇね…?」

青年はニヤリと微笑むと、ランナーが居る状況を想定してセットアップから投球フォームに入る。
長身から放たれたれいみゅは、時速140キロで的のれいむと衝突し砕けちった。




翌日

『監督、自分のピッチングみてください』

『はあ…お前ももう諦めたらどうだ。野手としてのセンスもあるんだし…』

『お願いします!10球…いや5球でいいです!それでもダメなら3球でも…』

『わかったわかった。双葉、受けてやれ』

青年はブルペンに入ると捕手を立たせたままキャッチボールを開始する。
キャッチボールが終わると、捕手の双葉が青年に駆け寄った。

『とりあえず真ん中構えるから、思いっきり腕振れよ』

『いや、アウトローだ』

『はあ?』

『右打者のアウトローに構えてくれ』

『元々そんなコントロールよくないだろ!ましてや今はイップスなのに…』

『…頼む』

『…わかったよ。逆球でもいいからしっかり腕振れよ』

やり取りが終わると双葉はキャッチャーマスクを着けるてベースの後ろに座った。

青年は握ったボールをひたすら見つめる。
想像力をフル回転させ、ボールにれいみゅの姿を重ねた。

「れいみゅとっちぇもゆっくちしてりゅでしょ…?」

わさっわさの揉みあげをピコピコさせ体を震わせながら、目に涙を浮かべ青年に訴えかけるれいみゅの姿が写し出される。

ビキビキと青筋を立てたあと、一旦深呼吸をして体の力を抜きミットを見つめる。
ミットには我が子の無事を祈るれいむの姿が重なる。

狙いは定まった。
小さくテイクバックをとりれいみゅ、いやボールをミット目掛けて降り下ろす。

そしてボールはシューッと音を立てながら糸を引くように外角低めに構えたミットに吸い込まれていった。



イップスを克服しエースの座を奪還した彼はチームを初の甲子園に導き、全国でも2勝してベスト16入りを果たした。
全国大会前のインタビューでは『れいみゅを投げ込んだらイップスを克服できました』と告白するとネットては大反響。
餡塗られた右腕から球を放つ事から「餡子のエース」なんて愛称を付けられる程だった。



結局何が決定打となりイップスが治ったのかは本人もわからなかった。

ゆっくりを投げ込む際に潰さないように余計な力を抜いたのが良かったのか、
れいみゅを的にぶつけたいという心構えがそうしたのか、
思い込みで的に吸収されていくゆっくりを投げ込み続ける事で感覚を掴んだのか、
それとも本人がイップスが治ったと思い込んでいただけなのか…

イップスは一種の精神病だ。
あまりコントロールの良くなかった青年が勝手にイップスになったと思い込んでいただけなのかもしれないし、打ち込まれたトラウマでストライクに投げる事を脳が否定し続けたのかもしれない。



思い込みのナマモノゆっくり
それはもしかしたら、思い込みやトラウマから生じる精神病を治すのに利用する価値があるナマモノなのかもしれない。



fin

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